■メタリフェルの成虫管理
       このページでは、メタリフェルの具体的な飼育管理を説明しています。飼育セットの組み方は
       メタリフェルを飼う前に
をご覧下さい。

    メタリフェルは夜行性であるため、昼間はほとんど活動しないので観賞用として適しています。性格も比較
    的おとなしいため、多頭飼育も可能ではありますが、出来る限り個別管理する事をお勧めします。
    ♂♀同居の場合、♀殺しなどの問題はほとんどありません。

    ・飼育温度と湿度について
    飼育可能温度は18~30℃位までです。ただし26℃以上の環境では、マットの湿度を低めにして風通し
    の
良い所に保管する事が条件になります。(蒸れ防止のため) 22~24度位が最適だと思っています。

    湿度は高めを好みますが、蒸れに注意して下さい。蒸れると外気温より5℃以上高くなってしまう事があり
    ます。外気温26℃位で飼育していたのに、死んでしまった場合、蒸れによる飼育ケース内の温度上昇が
    考えられます。
    26℃位でも外気の湿度が高い日は、飼育ケース内は蒸れやすくなります。注意して下さい。
    
    ・霧吹きの目安
    基本的にマットに霧吹きします。程度は飼育する容器の種類によって違ってきます。
プリンカップ

■プリンカップで飼育する場合(860ccで70ミリ以下に使用)
 蒸れの確率→   マットはほんのりと湿った感じにして下さい。1週間に一度、
 霧吹きする程度で充分ですが、適宜行ってください。水分過多になりやすいです。
 ・空気穴について
 24℃位を保てる環境なら、針で10箇所程度穴を開ければOKです。
 温度管理しない場合、夏場は空気穴を大きくとって下さい。

小バエシャッター

■小バエシャッター付ケースの場合
 蒸れの確率→   3~4日に1度霧吹きで。マットの表面が乾燥してきたらで
 良いと思います。 

飼育ケース

■普通の飼育ケースの場合
 蒸れの確率→   といっても蒸れない訳ではありません。マットの乾き具合で
 毎日1回、軽く霧吹きして下さい。
 夏場は、水分のやりすぎに注意して下さい。

   ・エサの与え方
   メタリフェル♂の場合、アゴが長いためゼリー
   のフタをカッターで十字に切って押し出して与
   えます。画像①参照
   ♀は、ゼリースプリッターで半分にしてあげて
   も平気です。画像②参照 
   あまり大食いではありませんが3~4日で交換
   が目安です。  
メタリ食事中 メタリ♀食事中
   ・寿命について
   個別に管理する事で、大型で6ヶ月~10ヶ月、小型でも4~6ヶ月以上生存が可能です。(データ:平均22℃)

     ■多頭飼育実験  メタリフェルにおいて多頭飼育が可能かどうか調べてみました。メタリフェル多頭飼育イメージ

実験方法
  A群・・・大プラケースに♂成虫75~83ミリを6頭、
       投入し6ヶ月間管理した。
  B群・・・中プラケースに♂成虫60~70ミリを6頭、
       投入し6ヶ月間管理した。
  *実験時の個体の状態・・・全頭良好、目立った傷
   ・損傷なし
  *実験時の管理状況・・・温度22度~24度・A群B
   群ともに餌場2箇所・のぼり木1本設置。
   転倒防止用木片多目に投入
※画像はイメージです。実験当時の物ではありません。

重ねる事も出来るので省スペースで
                   管理出来る

はじめてのメタリフェル飼育
昆虫ゼリー ゼリー受け皿作成画像1 ゼリー受け皿作成画像2
   ①ゼリーを1個用意する  ②フタの部分のびらびらをハサミ
  で切り落とす。
  ③フタの付け根から5~6ミリの
   部分から一部分を残して切り、
   ゼリーを取り出す
ゼリー受け皿完成画像 ゼリー受け皿実践 メタリフェルとゼリー受け皿
  ④わかりにくいので赤い紙を
  貼り付けたましたが、これが
  残した部分。
  要するに持つ部分を作った訳
  です。これにて完成!
 ⑤あとはスプーンで小分けした
  ゼリーを乗せ、投入する
⑥取り出すときも取っ手付きなの
 で楽チン!
      ・安上がり!簡単・便利!エサ台の作り方
■100均で売っている台所用スポンジ
のロングタイプを使います。
(通常のサイズのスポンジが、6個入り
で100円というのがあったので、こちら
のほうが、切る手間が省けてなお良い
です。)
■個体の大きさや、飼育ケースに合わ
せて、はさみで4~5等分に切ります。
切ったスポンジの中央にカッターで
ゼリーを入れる穴を開けて完成。穴は
手でも開けられます。
メタリフェルと簡単エサ台
汚れたら、水で洗ってしぼれば、
何度でも使えます。




メタリma専科>はじめてのメタリフェル飼育②(成虫管理)    
メタリフェルのメタリma専科ホームへ
結果   A群・・・6頭中、死亡1頭・生存5頭(うち右後脚麻痺1頭・左前脚フセツ欠け1頭)
  B群・・・6頭中、死亡1頭・生存5頭
考察   この結果から判断すると、メタリフェルの多頭飼育は一応可能と思われますが、A群・B群の
  死亡個体にはいずれも腹部に数箇所の穴が確認されました。

  原因として、餌場をめぐる闘争により、大アゴのほぼ中央部にある鋭い突起部が腹部に突き
  刺さり、それが直接的死因にはならなかったものの、それが原因でフセツ、もしくは関節麻痺
  が起こり、餌台やのぼり木に登る際、転倒しそのまま起き上がれず死亡したと推測されます。

  A群の右後脚麻痺個体についても腹部に穴が確認された事から上記の原因が考えられます
  が、今のところ死には至っていません。(実験終了当時)
  同じくA群の左前脚フセツ欠け個体については、原因は不明。今回の実験では餌場の数が、
  個体数に比べて少なかった事もありますが、多頭飼育では、ある程度のリスクを負わざるを得
  ない事は証明されたと思います。
  よって管理人は出来る限り、個別管理する事をお薦めします。
     ■メタリフェルが大量に増えてしまったら・・・
メタリフェルのプリンカップ管理   メタリフェルはブリードが簡単なため、油断するとどんどん
   増えてしまいます。増えてくるとプラケでの管理では場所
   が足りなくなってきます。そこでおすすめなのがプリンカッ
   プによる個別管理です。
   フタではなく、本体上部に針で空気穴を開ける事で重ねた
   時、空気穴がふさがれません。
   オオクワやヒラタのような力はないので、プリンカップを食
   い破る事もありません。ただ大きさが70ミリ以上の個体は
   プリンカップでは狭すぎて無理なのでブロー容器1500cc 
   がおすすめです。
   蒸れやすいのが欠点ですので空気穴を多く開けます。
   ♀に関しては860CCプリンカップにマットを少し多めに入
   れて4~5頭まとめて管理できます。
  (たまに符節を食いちぎる気の荒い♀も要るので注意。将来ペアリングを考えるならやはり単独飼育。)
     ・プリンカップにぴったり!簡単・便利!ゼリー受け皿の作り方
   プリンカップで管理する場合、通常の餌台は大きすぎて入りません。ゼリーを丸ごと、フタを十字に切って
   入れると底が丸いので不安定ですし、ゼリーの汁がマットに流れ出してよろしくありません。

   ゼリースプリッターで半分にしてあげるのは、♂の場合アゴが邪魔して食べずらい、という事で考えたのが
   ゼリーのフタ部分を利用したエサ皿!簡単に出来るし、一度作れば何度でも使えます。

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