| メタリフェルのペアリングは比較的簡単である。まず後食開始より1ヶ月以上経過した♂と♀を用意する。この時、♂、♀共にフセツ欠け、麻痺などないか確認する。また色彩変化に期待する場合、♂、♀の体色も吟味する必要がある。 ♂♀の選定が決まったら次は、ペアリングに使用するケースを用意する。この時の注意点は、角型のケースより丸型のケースを選ぶと良い。理由は角型だと♀が隅に行ってしまった時、♂のアゴが邪魔で交尾しずらいからだ。60ミリ台までは860ccプリンカップで十分だ。 それ以上は丸型1.5リットル位のタッパーを使用すると良い。(ただし密封すると蒸れて温度が上がりすぎ、死亡しかねないので、空気穴を十分確保 し、適度に水分補給する。)・・・容器は広すぎても狭すぎても宜しくない。次にケースに湿らせたマットを敷くが、厚く敷かず、♀が潜れない程度に敷くのがコツ。厚さ5ミリ位が妥当。(まったくマットを敷かずにやると、温度上昇?により死んでしまう事があるので、必ず敷くこと。) そして転倒防止木片とゼリーと♂、♀をケースの中に入れ、24〜25度位で普通に飼育する。1週間もすると左写真のようにメイトガードと言われる♂が♀を守るような行動が見られるはずだ。この行動が見られればペアリング成功と言える。 ただこの時点ではまだ、交尾は行われていない可能性が高いので、もう少し様子を見る。2週間〜3週間で交尾も行われ、産卵セットに♀を移す事が出来るだろう。 (交尾を確認出来れば確実だが、管理人の場合、確認せずに産卵セットに移動し、今のところ100%産卵に成功しています。) この方法でかなりの確率で成功しているがまれに、♂が♀を挟んで弱らせてしまうことがある。 |
| メタリフェルのペアリングに成功し交尾が済んだら、次は産卵セットを組む。これも簡単だ。用意するものは中プラケース(産卵数にこだわるなら大プラケース)と添加発酵マット(無添加発酵マットでも良い)のなるべく微粒子のみ。 メタリフェルはマット産みのため、産卵木は必要ない。セット方法は、水分多目(マットを軽く握って、ダンゴが崩れない程度、思い切り握って水が染み出てくるのは多すぎ)のマットをケースに敷き、カチカチに押し固める。(カチカチの部分が底から3〜5センチになるように調節する。) その上から水分多目マットをケースの80%位までかぶせていき、軽く押し固める。 これで完成!あとは人差し指でマットに軽くくぼみを作って交尾済みの♀を置いてやれば、勝手に潜っていく。なおマット表面が乾いてきたら、霧吹きで加水する。 温度27度位だと20〜25日、24度位だと1ヶ月、22度位だと35〜40日で初令幼虫が出始める。注意・・・♀はマットに坑道を掘り、カチカチの部分と柔らかい部分の境目に産卵し、7〜10日すると地上に出てくるので、ゼリーを入れておくのを忘れずに。ゼリーは4日位で要交換。♀はゼリーを舐め終わるとまた潜って産卵に入る。また個体差はあるが、1頭で最大50〜60個の卵を産むので産ませすぎに注意が必要。(管理人は♀が2回目に出てきたら取り除いています。しかしなかなか出て来ないときもある) また卵で取り出して、プリンカップなどに入れて管理すると孵化率が低下する。あくまでも管理人のデータではあるが約60%の孵化率となっている。 |
| メタリma専科>ペアリングと産卵セットについて |
| ■メタリフェル産地別産卵温度帯 | |
| ペレン産 | 20〜28℃ |
| スラウェシ産 | 20〜28℃ |
| ハルマヘラ産 | 24〜28℃ |
| サンギール産 | 24〜28℃ |