| メタリma専科>ペレメタ累代記録F3〜F4 |
| ■ペレメタ累代記録F3〜F4■ |
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| F3累代期間:2005年1月1日〜7月11日 第2目標:80ミリUPの大量生産 |
| F2では、マットが足りなくなるという不具合が生じ、不本意な結果になってしまったので、F3では万全の体制で挑んだ。 方針は基本的にF2の時と変わらず、初〜2令幼虫時は高温で一気に成長させ、3令以降は18〜20℃でじっくり成熟させる方法に加え、今回も自作マットを改良、市販マットと混合して使う事にした。 さらに今回はF2終了時から考えていた「産卵数コントロール作戦」を試してみる事にした。コントロールといっても、そんなに高度な技は一つも無く、産卵を確認したら4〜5日で♀を取り出すだけ。これで産卵数を少なめにして、多産による過密状態を回避しようというものだ。果たしてどうなるか。 事前に交尾済みの♀2頭で別個にセットを組んだ。セット後3日目にそれぞれ掘り返すと2頭とも産卵を確認。さらに7〜8日後に♀を除去。そのまま約2ヶ月間放置。結果2セット合わせて24頭とメタリフェルにしては産卵数を抑える事が出来たが、1セット5〜7頭がベストだったので、ちっと多すぎる位だ。 この作戦はメスの気分次第で産卵数が決まるためギャンブル的な要素が強く、♀の数に余裕がある時でないととてもお勧めできない。 割り出し時、雌雄判別で♂は11頭とたのもしい限りであった。このうち半数以上が80ミリ台になれば、一応第2目標達成という事で、最終目標の90ミリUPの作出の夢に王手がかかる。 時は過ぎ、割り出しから1回目のマット交換時の体重測定。♂11頭中5頭が8グラムと、F2時に比べ成績が良かった。 マットが良かったのか。次回交換時には期待が持てる。しかし喜んだのもここまでだった・・・ さらに時が過ぎ、マット最終交換時、あの8グラムだった幼虫達がそろって9グラム、1頭のみ10グラムと前回時より1〜2グラムしか増加していないではないか!(汗) 過去のパターンからいくと9グラムで70ミリ後半止まり・・・第2目標達成は絶望的になった。せめて10グラムの奴で自己ギネスねらいという事で納得させるしか、なくなった。 6月、みんな次々と蛹になっていく。そんな中例の10グラムだけがまだ幼虫をやっていた。これは期待が持てる。いっそのこと第2目標を飛び越えて、いっきに最終目標達成にならぬか。期待は高まる。 6月下旬、ようやく10グラムが蛹化。容器の側面から覗き込むと、なんかおかしい・・・アゴが・・・ 居たたまれなくなって、掘り出す事にした。 |
案の定・・・である。アゴが折れ、体がよじれている・・・これではまともに羽化出来るはずもない。 殺すのも忍びないので、人工蛹室に保管する事にした。 まともなら80ミリ以上は確実だったのに・・・ぐふっ (といってもあとでアゴの長さを比較してサイズ予測した ところ81〜82ミリ位と驚くほどのサイズではなかった。) |
7月中旬、羽化不全にて死亡。という事でF2に引き続き、目標達成ならず。 F3結果は以下の通り。 |
| ♂羽化サイズ | 60ミリ台 | 70ミリ台 | 80ミリ台 | 死亡 |
| 頭数 | 0 | 10 | 0 | 1 |
| ■死亡した個体以外、すべて70ミリ台となった。上位3頭のサイズは79・79・76ミリ。WF1からほとんど進歩がない。今の方法ではこれが限界なのかもしれない。ブリード方法を見直す必要がありそうだ。 |
| F4累代期間:2005年8月28日〜2006年5月10日 第2目標:80ミリUPの大量生産 |
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| 第2目標達成ならぬまま、とうとうF4まできてしまった。いろいろと考えた結果、今回から方針を変更する事にした。まず大きな変更点として @初〜2令幼虫時の温度を25℃から21℃前後に下げる。(この差がどうでるか楽しみでもある。) A割り出し時期を少し早め、容器をある程度深さがあり、径の小さいものに変更。(幼虫環境の安定化と共生菌の増殖がねらい。) B自作マットもベース添加剤を小麦粉からふすまベースに変え、新たに補助添加剤としてトレハロースを追加。(クワガタの元気の源であるトレハロース。悪い訳がない!?) Cラストのマット交換時に使用していた1.5リットルブロー容器から、約850ミリリットルガラス瓶に変更。(容器を小さくする事で蛹室を作る時の、暴れ(場所を探すため?)を極力抑え、無駄な体力消費を軽減するねらい。) これが今考えられる事のすべてだ。ということで、不安と希望が交錯するF4ブリードが始まった。 産卵はいつも通り順調そのもの。ついで約2ヵ月後の割り出し時、当然のごとく成長が遅れていた。5℃も温度が違うと成長期間にして1ヶ月以上のずれが生じるようだ。みんなまだ1グラム以下だ。 1回目のマット交換時、♂全頭1〜4グラムという結果。今後の成長に期待する。 |
![]() 2回目のマット交換。結果は9〜11.5グラム。 ここで明らかにF3時よりも最高・平均体重、共に上回ってきた。 ほとんどが10グラムであった。とくに1頭だけ11.5グラム。(針が12グラムと11グラムを行ったり来たり) 今までの最高体重をマークした。やはり初〜2令時の温度が影響したのだろうか。 この分でいくと、第2目標達成が濃厚だ。 |
2006年3月。10グラム軍団が蛹化し始めた。天井に穴を開け、覗いてみた。 大アゴが今までに無く太い。アゴの長さも穴から見え ない所まで伸びている。 80ミリ以上は確定だ。 あとは慎重に温度管理して羽化を待つだけとなった。 |
![]() 4月。ようやく10グラム軍団の第1号が羽化した。 サイズは85ミリであった。この時点で自己ギネス更新。 この個体はアゴの形状が直線的で変わっている。 さらに大アゴの一部にブルーが浮き出ていた。 ![]() |
![]() 4月25日。11.5グラムの奴が羽化。サイズは86.5ミリ アゴも良形で頭部も大きい。 90ミリにはまだまだ届かないが、今回の方針が、いい方向に向かった事は確かだ。 |
| F4最終結果 |
| 85ミリ |
| ♂羽化サイズ | 50ミリ台 | 60ミリ台 | 70ミリ台 | 80ミリ台 |
| 頭数 | 1 | 2 | 1 | 5 |
| ■80ミリ台は5頭で、86.5、85、84、84、83ミリという結果に。50〜60ミリ台はペアリング用として故意に最後まで小さい容器で育てたため、当然の結果。まともにチャレンジした6頭中5頭が80ミリUPということでようやく第2目標(80ミリUPの大量生産)の達成である。 思えば長き道のりであった。しかしまだ終わったわけではない。最終目標の90ミリUPの作出に向けて、新たな作戦を立て直さねばならない。 |