| ■卵~羽化までを見る! | ||
| 卵 | 直径1ミリ程度で楕円形をしています。 孵化までは温度により3~4週間程度。 かなり小さいので、マットの中を探すと見落とすと思いきや、案外目立つのですぐわかります。 |
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| 初令幼虫 | 卵から生まれたばかりの幼虫は、初令幼虫と呼ばれます。大きさは3~10ミリ位です。この時期が 最も抵抗力が弱く、死亡しやすいので注意が必要です。 初令の期間は温度により1~2週間程度。 そして時期が来ると、蛹室のような部屋を作り脱皮して、2令幼虫になります。 |
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| 2令幼虫 | 大きさは1~2センチ程度。この時期になると抵抗力も上がり死亡の確率は低くなります。♂♀の区別はこの時期にはまだわかりにくいかも知れません。慣れれば分かると思います。 頭の大きさが♂のほうがやや大きくなります。 期間は温度により3~5週間程度。初令幼虫と同じく部屋を作り3令幼虫へと成長します。 |
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| 3令幼虫 | この時期は最も成長が激しく、あっという間に巨大化していきます。といっても最大で15グラムを超える事はまずありません。15グラムというとだいたい薬指くらいの大きさでしょうか。 ♂♀の区別も容易にできる様になります。頭も体も♂のほうが断然大きくなります。 体に付いた脂肪が黄色くなってくると、そろそろ蛹になる準備をはじめます。3令期間は温度や成長の度合いにより1~5ヶ月程度とかなり差があります。 |
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| 前蛹 | 前蛹とは字の通り、蛹になる前の状態です。幼虫は自分の糞と体液を混ぜたものを塗り固め蛹になるための部屋を作ります。 そして体の中の糞や余分な水分をすべて排出し、やがて脱皮して蛹になります。 前蛹期の幼虫はほとんど動かなくなりますが、体の中では大きな変化が始まっています。 振動や衝撃を与えないように注意します。 期間は温度や幼虫の大きさにより2~3週間程度です。 |
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| 蛹 | 蛹は、前蛹時と同様、振動や衝撃に弱いので注意します。画像の蛹は成虫サイズ50ミリ程度の蛹なので、大アゴがかなり短めですが、メタリフェルの場合、大型になってくると大アゴが尾の先端部より長くなってきます。 他のクワガタにはあまり見られない特徴の一つです。 蛹期間は温度や蛹の大きさにより2~4週間程度です。 |
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| 成虫 | ようやく、成虫になる事ができました!あらためて見てみると、クワガタってやはりただものではありませんね。 ※画像は其々別の個体のものを使用しています。 |
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| ■幼虫の育て方 | ||
| メタリフェル幼虫は、マット飼育が合っているようです。菌糸ビンもまったく駄目という訳ではありませんが、お勧めはマット飼育です。幼虫をマットで飼育する場合、以下の項目に注意して下さい。 | ||
| 温度 | メタリフェル幼虫の飼育可能温度は15~28℃位。通常は20~25℃くらいで飼育します。温度が低いと成長にかなりの時間が掛かりますし、温度が高すぎると死んでしまう事もあります。 | |
| マットの種類 | メタリフェルの幼虫に使用するマットは、クワガタ幼虫用のものであればほとんど使用出来ますが、あまり添加物の比率が高い、高添加発酵マットは適合しない場合があります。お奨めはなるべく粒子が細かいものです。基本的には産卵セットに使用したマットと同じものを使用すれば問題ありません。 | |
| 容器 | 容器の材質は、ガラス、ポリエチレン等プラスチック容器、タッパーなど、いずれも使用できますが、フタに必ず空気穴が必要です。穴は直径1~2センチで充分です。穴には小バエなどが侵入しないように専用のタイペストシールなどを貼り付けます。キリなどで穴を開けるのは、小バエが進入する恐れがありますので、避けて下さい。 容器の容量は、幼虫の成長に合わせて大きくしていきます。 具体的には初令幼虫で割り出してしまったときは、80~125CCのプリンカップなどにある程度大きくなるまで一時保管します。♀は最後まで小型(250~430CCプリンカップなど)の容器で対応出来ます。♂の3令幼虫でも最大1ℓ位の容器で充分に対応出来ます。 |
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| マット交換の手順 | ①使用するマットの水分調整を行う。 ②必要に応じて使用するマットのガス抜きを行う。 ③容器にマットを詰める。 ④交換前のマットから幼虫を取り出す。 ⑤新しいマットに幼虫を投入する。⑥2~3ヵ月おきに交換する。 ※①、②の作業で2~7日間以上、かかる場合があります。 |
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| 手順①について マットの水分 |
市販のマットは乾燥したものや、水分が多すぎるものもあります。ですから最初に使用するマットの水分調整をおこないます。 メタリフェル幼虫のマットの水分は多めが良いとされますが、マットを思い切り握って、水分が染み出してくるようでは多すぎです。マットを思い切り握って団子になり、手をパーにした時、手にマットが多少こびりつく程度が適当です。(これはあくまでも目安です。)使用するマットに合わせて調整して下さい。 水分調整後、再発酵する場合があるため、2~3日様子を見ます。再発酵がなければビンにマットを詰めます。 |
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| 手順②について マットのガス抜き |
水分調整で加水した場合や、夏場温度が高いと、マットが再発酵する場合があります。 再発酵するとマットが高温になったり、二酸化炭素などのガスが発生します。そのままビンに詰めると、幼虫が潜らなかったり、死んでしまう事があります。 再発酵した場合は、マットを一度大きな容器に移し、よく攪拌します。(空気に触れさせる)。様子を見ながらマット温度が常温ま下がり、異常な臭いがなくなるまで数日続けます。さらにビンに詰めた後で幼虫を入れる前に2~3日、念のためビンを逆さまにしてガスを抜いた後、幼虫を投入します。。 |
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| 手順③について マットの詰め方 と詰め具合 |
マットを容器いっぱいまで入れ、容器の半分位まで手や棒を使って押し込んでいきます。なるべく均等に圧縮します。さらに容器いっぱいまでマットを入れ、容器の7~8割位の所まで圧縮します。詰めたマットの中央部に幼虫を入れる穴を開けます。初~2令幼虫の場合は深めに穴をあけます。3令幼虫は浅めでも勝手に潜っていきます。 基本的に初令幼虫のように小さいうちは、少しゆるめに詰めます。3令幼虫は硬めに詰めますがあまりガチガチに詰めると酸欠でマット上に出てきてしまう事がありますので注意して下さい。 |
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| 手順⑤について | 幼虫を新しいマットに投入する際に、食いカスも一緒に入れてやると、新しいマットになじみやすくなるようです。 | |
| 手順⑥について マット交換の目安 |
基本的には、2~3ヶ月おきに交換します。幼虫がビンの半分より上部に食い上がってきたり、小バエや線虫が発生したり、アオカビがマット内部まで浸潤した場合は、期間に関係なく交換してください。 |
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| ■蛹~羽化後の管理 | ||
| 蛹になったら、極力、振動を与えないようにしましょう。 | ||
蛹になって間もない画像です。大アゴ~頭部にかけて体が透けています。体は柔らかく、衝撃に最も弱い時期です。何日かすると徐々に硬くなって いき、透明度もなくなっていきます。 この時期は蛹室の天井に穴を開けて観察したりするのは避けましょう。 20~25℃位の環境が、適当です。 夏場、温度管理出来ない場合は、なるべく風通しのよい涼しい場所に保管して下さい。30℃以上は大変危険です。 |
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蛹になって10日目の画像です。眼の部分もはっきりと分かるようになります。体も硬くなって、この時期なら、人工蛹室に移動したり、蛹室の天井に穴を開けて観察したりも可能ですが、できるだけそっとしておくのが賢明です。 どうしても天井に穴を開けて観察したい場合は、慎重に少しずつ、スプーンなどを使ってマットを取り除いていきます。蛹室の場所は他の部分のマットより硬くなっているので、わかります。 蛹室の所まで堀り進んだら、さらに慎重に壁を削っていきます。スプーンより爪楊枝などのほうがやりやすいかもしれません。そして観察出来る程度に、なるべく小さめに穴を開ける事です。 中途半端に大きく穴を開けますと、蛹が寝返りを打ったとき、アゴが穴にひっかかってしまい、アゴが折れてしまう事があります。特に大型の♂は注意して下さい。開けた穴には濡れティッシュを被せてフタしておきます。 |
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蛹になって22日目の画像です。体に色が付いて、大アゴの蛹の皮が浮き始めたら、そろそろ羽化する時期です。この蛹は22℃位で管理し、23日目で羽化しました。 ・羽化後に注意する事 羽化後は体力も消費していて、体もまだ柔らかいため、むやみに取り出していじくってしまうと死んでしまう事もあります。 体が固まって体力が戻るまで蛹室の中でそっとしておきましょう。 温度や個体のサイズによって差があり、10~30日位かかる事もあります。 エサは内臓器官がしっかりするまで1~2ヶ月位は食べませんので心配いりません。頃合をみて与えるようにします。 |
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