Barricadeトップへ
『ロー』セルフコメンタリー

いろんな意味で問題作。

メイキング写真館


歌ってみたりしたのでした




アクセントのくる直前。みんな動きが派手




監督を下から




ねえさんを上から




どうせ手元を撮られるに決まっているから、とマニキュアばっちりで撮影に臨んだねえさん。それなのに編集で白黒にしてすまなんだ。罪滅ぼしの画像がこちら




モニターをチェックする3人。珍しい光景。撮影はちえぞーさん




なにか指示を出すかのようでなにもいわなかったところ




聞こうとしたふたりが肩すかしを食わされたところ




股間アップでPV終わり。いやそれはたまたま。股間だけにたまたま、っておい


歌詞について
■きちんと書いたなあ、という印象。歌詞っぽい。

曲について
■メロディとは「ある音から次の音までの高さと時間の連続」をいう。その考えに基づいて1音1音ていねいに作った。そうしたら歌いこなせなかったというこのね。人に書いた曲みたいだ、と思う。自分用ではない感じ。
■AメロとA´メロには全く同じコード進行で別のメロディを持たせた。
■サビのメロディと進行は10年くらい前に作った曲の再利用。「二プレス」というバンドの練習に持って行った。歌詞がなくてお蔵入りに。それをしつこく覚えていたんだね。

作品のテーマ
■今回のテーマは手。

「人の手ってきれいだなあ」と編集が終わってから思いました。だから後づけなんですけど。

楽器を奏でる手のアップ。
おもちゃで遊ぶ子供の手。
果実を握りつぶす大人の手。
それがエンディングでハイタッチ。

ほらー。やっぱ「手」だわ、テーマ。知らなかったけど。

音響こぼれ話
■例によってのスタジオ一発録り。「せーの」で出した音がこれ。オーバーダビング一切なし。
■演奏に関しては問題ない。歌が問題。
ただ、いいわけをたくさんご用意した。下記からお好きないいわけを選んでいただけたらと思う。お好きなものをお好きなだけバイキング形式で選んでいただけたらと思う。今ビュッフェっていうのかな。

いいわけ1
ほぼ徹夜明けで遊び場入り。1日たっぷり働いてレコーディングは23:30頃。声が出るとでも思うかね。ただこれ、睡眠ばっちりの日だったらたぶんもっと下手だった。どやねん。

いいわけ2
「このままでは終われない」という危機感をあおるためのスケープゴート。次作にご期待ください。

いいわけ3
そもそも歌がうまい必要がない。

最後の、いいですね。こういわれたらいい返す気がなくなります。しかもこれ、応用がきくし。

「そもそもイケメンである必要がない」
「そもそも髪が多い必要がない」

■録音は2日間で計33テイクほど録った。そのうちマイクが「ひーん」とハウリングを起こしたのは1回だけ。そしてそれがOKテイクになるというこのね。ライヴ感、っていうのかな。
■3ピースの場合、間奏のソロはたいていギターが弾くもの。ただこの曲は間奏で音圧を落としたくなかったのでねえさんに頼んでベースソロにしてもらった。ベースが低音をおろそかにして駆け上がってしまう。こんなバンド聞いたことがない。でもおもしろい。低音に誰もいなくなってしまうこの状況を「中澤と闘莉王がふたりとも上がってしまったような」と呼んでいる。たぶんまたやる。
■PVイントロ部分のBGMは昔作ったニセテクノ。なにしろ4トラックしか使っていない。『エチュード』なるファイル名で保存してあった。
■PVエンディングのBGMはニセ弦楽四重奏。このシーンのためにわざわざ作った。『天使のコンチェルト』今、名づけた。適当。リバーブの設定を「チャーチ」にしたせいかパイプオルガンの音色に聞こえたりも。

映像こぼれ話
■オープニングとエンディングは初の日中屋外ロケ。土曜日の、ひっきりなしに人通りのある陸橋にて、すきを見てゲリラ撮影を敢行した。軍服着てアンパンマンギター持って歩いても別に恥ずかしいとか思わなくなっちゃった。みんな他人のすることに無関心だし。
■「なにかがどうにかなるところ」例えば「玉ねぎがみじん切りにされるところ」などは動きと結果があって動画がおもしろい。それをおもちゃでやってみた。どのおもちゃもみんな「なにかがどうにかなっている」のでは。
■おもちゃは遊び場にあるものの一部を持ち帰った。もっともっとある。
■演奏シーンはイントロとAメロ、16小節分しか撮らなかった。正味2時間弱で終了。
■桃1個200円。握りつぶした後はもちろん私がおいしくいただきました。録画のストップボタンを押すのと同時にかぶりついた。「使途を…喰ってる…」くらいの勢いで。
■後半出てくる果実・ソルダムは値段わからず。これもおいしくいただきました。鋲つきの黒い腕輪をどっちの手にするのだったか忘れて、正解は右だったんですけど、ソルダムの時は間違えたまま左手にしている。
■エンディングの歩道橋シーン。このハイタッチがしたかった。このイメージだけは最初からあった。女優さんは河原家の次女三年生。ありがとね。歩道橋の金属の滅び具合も女優さんの背格好もみんなイメージ通りかそれ以上。
■全シーン中、私の一番のお気に入りはカラフルな玉っころのピースを積み上げてピラミッドを作るパズルのシーン。河原家長女六年生の左手人差し指が美しい。

終わりに
長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
それでは上記の内容をふまえた上でですね、ぜひもう一度PV『ロー』をごらんください。
そして「よろず投稿メールフォーム」まで感想をどしどしお寄せください。

ではまた。
バリケ→ド4thセッション『きみが心配だ』でお会いしましょう。


あひる



Barricadeトップへ