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ニッポニア・ニッポン バックファイヤー ゲッポニア・ゲッポン
みなさんに敬礼



「2009年6月1日〜6月30日」

6月1日(月)引っ越してよかった
■バリケ→ドPV『マインドマップ』の再生回数を気にしている。このところ週に3回増えるくらいの渋さだったのに昨日今日で27回くらい再生されている。なに。なんなの。こわい。現場入りでブラ掃除。二年男子クリキントンと二年べかこ体操教室から。「きみら明日学校休みでしょ」「うん」「なんで休みなの」「さあ」ふたりともなぜ休みなのかは知らないがとにかく休みなのだった。正解は横浜の開港記念日。市立の学校が休みになる。ただし授業時間数確保のため来年からなくなるかもしれない記念日。大阪から越してきた四年男子が「あのまま大阪にいたら明日休みじゃなかった。引っ越してよかった」というので笑った。勉強を終えたべかこに遊んでもらう。後櫓(うしろやぐら)もした。輪投げもした。運動会で踊る「ジンギスカン」を教えてもらっていっしょに踊った。楽し。で、ガールズはべかこのみ。彼女が帰ったらもうなにも楽しみがなかった。しぼんだ。早じまいで大型スーパーは月曜日の宴。トータル+1。
■本日の損得勘定
五年男子とドラクエ話。現在プレイ中のゲームボーイソフト・ドラえもんキャラの攻略本を事務机に置いている。その五年男子がしょっちゅう読みふけっている。やったこともないくせにやけに詳しい。「ふゆうじゅが好きなんだ」好きなモンスターを教えてあげた。実際の画面も見せてあげた。モンスターの、転身の組み合わせを試してみるとすでに材料がそろっていた。大好きなふゆうじゅが作れるじゃないか。やった。帰宅後いろいろなことをしながら左手で当該モンスターのレベル上げ作業。5時間後、待望のふゆうじゅ誕生。うれし。+2
ふゆうじゅが好きなわけは愛しのあの子に似ているから。−1

6月2日(火)弱音
■アマゾンよりの到来物は新潮文庫でナボコフ『ロリータ』2冊目。手持ちの1冊目とは訳者が違う。違う訳でも読んでみたい。余談になるが、てか全てが余談だが『ロリータ』の主人公・学者のハンバートさんがときめいてしまったお相手はドロレスという名の12〜13才の少女。彼女は母親から「ロー」という愛称で呼ばれる。バリケ→ド3曲目のタイトル『ロー』はここからきている。それをまだメンバーに伝えていなかったことには今気づいた。今日も今日とて現場入り。べかこ体操教室後、愛玩中の六年マイ妹(まいまい)につく。ちょっと離れようとしたら手を取られた。ひとの手をわきの下にしっかりはさみ込んで動けなくするマイ妹かわい。わしゃ体温計か。隣に二年あわび甘えん坊。こっちもあひるを離してくれない。幸。夜の部は中一英語。進度の異なる4人をひとりでみることに限界を感じている。10分くらい早く終わったら「なんで早く終わったの」と塾長。「私が限界だからです」塾長もよくわかっていて「なんとかしないと」とはいうものの新しい先生を雇う余裕なし。今は私が全力で立ちまわり、10分前に倒れるように終わる以外の方法がない。トータル±0。
■本日の損得勘定
あいた時間にできる先生とドラクエ談義。楽し。+1
ゆるゆるの小学部から一転、ハードな中学部へ。気持ちも体もついてこない。−1

6月3日(水)吹き出し
■愛妹(まないもうと)・六年マイ妹と仲良し学習。その様子はまるで軟体動物同士が組体操をするかのようだったという。楽し。マイ妹のあちらをなで、こちらをさすりつつではあるものの教えマシーンと化す。ボーイズに対しては教えマシェーンと化した。これくらいのくだらなさがいいよね。横浜で開催中のY150なるイベントに行ったマイ妹がそのマスコットキャラクター・たねまるのイラストを描いた。どう見てもかしこそうではない。絵の横に吹き出しをつけ「ガム飲み込んだことあるよ」と書いてあげた。吹き出しを増やして「昨日10時間しか寝てない」とも書いた。するとマイ妹も吹き出しをつけて「にんじんって葉っぱの方を食べるの?」と書き入れた。わあ。センスいいな。これはいい、これはいいぞーとほめてあげた。三年オーロラきてマイ妹との間にあひるの取り合い合戦が勃発。つまんないもんを取り合うんだな。オーロラ姫に尽くす後半。早じまいで水曜ながら大型スーパーへ寄らずの直帰は宴。トータル+3。
■本日の損得勘定
「今日帰ったらいいことがあるんだ」とオーロラ。アイスだな、と思った。「アイス食べるの」やっぱり。聞く前にわかったよ、心読んだよ、と騒いだら「心読まないで」なんかいいぞ、それ。+1
その後「あひるはそういうと思ったんだ」といったようなやりとりがあって今度はこっちから「心読まないで」楽し。+1
あー、楽だ。早じまいは楽ちんだ。+1

6月4日(木)宝
■小中学校時代の、さほど仲がよかったわけでもない友達Oくんが時々夢に悪役として登場する。今朝の夢で彼が愛しのあの子になにかちょっかいを出したらしい。私は彼に飛びかかり右耳に思い切りかみついた。「おれの宝なんで」耳を押さえつつ、ばつ悪そうにうつ向いて笑ったOくん、すみませんでした。狂人まであと一歩。さて行きがけに大型スーパーはイレギュラーの宴。本日のガールズは一年うさと三年オーロラのみだった。ふたりが私に悪さをしようと相談する様子かわい。小さい頭同士をくっつけてくすくす笑いながら「あひるは聞いちゃだめー」なんという花園だろう。それぞれの勉強をみっちりみてあげた。夜の部は中二英語。中二は明日から学校が自然教室で他県へ2泊3日、準備もあろうし朝も早いことだから今夜はこないかもしれない、それならそれで気が楽だけどと思っているところへおれの宝ことあの子くる。いつになく上機嫌で親密学習とは珍しい。なにか情けをかけられたかのような2時間弱だった。教育実習生のできる先生はお手伝いで中二の自然教室に同行する。うらやましくて仕方がない。トータル+7。
■本日の損得勘定
ブラ掃除を経て読書タイム。『しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術(新潮文庫)』読了。作者・泡坂妻夫さんが先頃亡くなられた。その時に読売新聞「編集手帳」でこの本を知った。楽しいしかけがほどこされた文庫本との予備知識がありながら最後までそのしかけに気づかず読んでしまった。なるほどねえ。これは労作。+2
できる先生から『ドラクエ3』を借りた六年・朝丸。やつの冒険の旅はまだ始まったばかり。そんな名作ソフトをこれからプレイできるなんてうらやましい。わからないことがあったらなんでも質問したまえ。+1
あの子の上機嫌が気に入らない。最近思うのは彼女のぷりぷり攻撃、どうも私に対する嫌悪感に起因するものではなさそうだということ。よそで害した気分をぶつけられているだけでは。やつ当たりされているだけでは。だとすれば今日の上機嫌も私には一切関係ないのだろう。−1
でも楽しかったからいいです。+5

6月5日(金)いないふたり
■試作したバリケ→ド名刺を印刷してみたり昨日までどうしてもつながらなかったWindows Liveに今日はなぜかつながることを確認したり白地図をプリントアウトしたり表へかけておく看板がいまだに「春の無料体験」のまま、つくしのイラストがついているのから「春の」を取り、あじさいのイラストに変えたり「あひるのおもちゃ箱」からめぼしいおもちゃをいくつかピックアップ、一時的に持ち帰る準備をしたり近々英検を受けるあの子のため取り寄せたテキストの予習をしたりと公私共に忙しい。一年うさを清水ミチコさんに雰囲気の似た先生略して水気先生に任せておいたら静かに静かに勉強した。「今日はよく勉強したねえ」塾長にほめられたうさが「うん。あひるがそばにいなかったから」人聞きが悪いだろ。初登場の体験さんは一年女子の双子ちゃん。気に入ってもらえるといいのだが。二年あわびと遊んで小学部は終了。夜の部は中一番。いつも明るいできる先生のいない教室はなんとなくひっそりとしている。いつも不機嫌ながら出席率の高いあの子がいない教室はふだんの何倍も広く感じる。いないふたりは今、同じ場所にいる。なんだか不思議。こちらの時間に合わせて帰ってきた父を駅まで迎えに行った。両親とドライヴで帰宅。トータル−1。
■本日の損得勘定
中一番をしながらも英検の勉強を続けた。中一マニラは白地図に都道府県名を書き込み、覚える勉強。最初なにも見ずに書けるところだけ書けと指示したら6つしか書けなかった。「あんたの日本は都道府県6つしかないのか」「でもね、1個ずつがでかいの」大きさの問題か。そんなマニラが2時間後には47都道府県すべての位置と漢字表記を暗記したのだから驚く。「すごいね。なんにも入ってなかったら、かえってしみ込んだのかもしれないね。アタマが白地図だったもんね」「どういう意味」「いやなんでもない」楽し。+1
「(東北)覚えた!」「(関東甲信越)覚えた!」マニラが時々私の顔を見てうれしそうににこっと笑う。無邪気でかわい。こんなに素直でかわいい子をひとり自習させて私は中二の、無愛想で不機嫌なあの子のために英検の勉強をしているのだなあと思ったらマニラが不憫になった。ごめんマニラ。でもあの子こそが私の宝なんだ。−1
英検の勉強をすればするほど「だめだこりゃ」と思う。難しい。あの子が学校で英語を習い始めてまだ1年と2ヶ月。それなのにあの子が受ける3級は中学卒業レベル。関係代名詞、不定詞、動名詞、現在完了、まだ習っていないことが山ほど出題される。だめだこりゃ。−1


6月6日(土)肩書き
■午後からバリケ→ド3rdセッション『ロー』のPV撮影。小林ねえさんに迎えにきてもらい区内某所へ。某歩道橋の上で女優さんとのシーンを撮る。ひと気が少なかろうと選んだロケ地の歩道橋はまるで竹下通りだった。通行人、自転車の人、バイクの人がひっきりなしに往来する。誰かくるたび中断、間隙を縫ってのゲリラ撮影と相成った。某室内へ移動、テーブル上でいくつかの某を撮る。某さんたち、お世話になりました。プロじゃあるまいし、こんなに某某いわなくてもいいのだが作品が仕上がるまではできるだけ伏せておきたいのが人情。夕方おいとまして家の前、車中で小林ねえさんと小一時間打ち合わせ。バリケ→ド名刺の件など。仮に作った私の名刺は肩書きが「ギター」で特に問題はない。一方、ねえさんは自分の担当パートを「ベース」といいたくない様子。やっていることはまぎれもなくベースなのだが使用楽器はシンセサイザーだから折り合いがつかないのだろう。肩書きをシンセにしてくれといわれて断る。あんたはベースだ。押し問答の末、ねえさんの肩書きは「ベース?」に決まった。名刺の中にクエスチョンマークとは斬新な。「私、こういう者ですか?」と人に手渡すことになる。母、四国へ法事ツアーのため晩ご飯は男3人で作り置きのカレー。トータル+1。
■本日の損得勘定
撮影初日、すべり出しとしてはまあまあ。女優さんに助けられた。+3
初の外ロケ、失敗談。何度か撮った後半、レンズに雨の水滴が付着したことに気づかなかった。数テイク、同じその部分がにじんだ映像になってしまい残念。前半を使うことにする。レンズの汚れをこれからは気にする。−1
某所から某歩道橋まで歩く距離が思ったよりも長かった。交通量も多いし人通りもあった。迷彩服フル装備で何人もの人とすれ違う。まるでコスプレの人。もしくはサバゲーの人。±0
外へ出てよかった。家にこもっていたら中二の自然教室のことばかり考えてしまう。今日は登山、か。−1

6月7日(日)バリエーション
■小林ねえさんの名刺問題。肩書きは「ベース?」に決まった。あとは名前の表記だ。「小林」をあまり推したくない、とのご要望なので名前「ひろこ」のバリエーションを5分くらいで考えてメールで送った。それぞれに感想がついて返ってきたものが以下。

> ひろこもーしょん
いいじゃん!ただ、もう使われてたかもしれない。

> ひろこもこ
カロリー高過ぎ

> ひろいん
うん、

> へろいん
まぁ、

> HILOCO
あ、アドレスこれがよかった

> hiro(SPEED)
若過ぎ

> ヒロ水嶋
顔がきらい

> 割烹料理ひろ子
わからん。何?

> ↑HiLo↓
かっこいいじゃん。読みにくいけど。

「もう使われてたかも」とか「アドレスこれがよかった」というのはフリーメールのこと。名刺を作るにあたりねえさんはフリーのメールアドレスを取得した。割烹料理に関しては私にもなんのことだかわからん。そんなこんなで名前の表記、最終的には「小林ひろこ」に決まった。振り出しに戻っておる。起き抜けそうめん掃除コンパでアゲアゲ。トータル±0。
■本日の損得勘定
英検の勉強。訳せば「アメリカ人の英語の先生が日本を離れるんだって」という意味になる例文の最後が「for good」で終わっていてこれがわからない。「for good」ってなに。仮に「いい気味だね」と訳しておいた。後で調べたら「永久に」だそう。難し。−1
Windowsのカスタマイズをするフリーソフトを使ってスタートメニューに「すべてのプログラム」が表示されないようにした。それからデスクトップ、ごみ箱の名前を消した。アイコンの下にわざわざ「ごみ箱」という字が出なくなった。いい感じ。+1

6月8日(月)一回くん付け
■中学で教育実習初日を終えたできる先生が来。昨日までの自然教室の話をしてくれた。「もうね、ひっどい。動物園」リミッターが外れ、野生に帰った中二、それも280名がいかにうざかったかを語ってくれる。やっぱりな。珍しいケースだと思うのだができる先生は遊び場にもう何年も居ついている関係上、中学生に知り合いが多い。向こうで懐かしい教え子にも会えた様子。中でもボーイッシュなサッカー少女・リンスがひときわ印象深かったらしい。「リンスがねー、あいつすっごいいいやつ」小学生時代のリンスができる先生によくなついていたことを思い出した。「向こうで石松とも何回か話したよ」ああそうですか。ともあれお疲れさまでした。できる先生に休みなく今日からは教育実習。受け持ちの三年生はおとなしくてやりやすいとのこと。もっともサラミに後ろからボールをぶつけられた上で「できるくん…先生」わざと一回くん付けで呼ばれたのはさすがに腹立たしかった、とか。げらげら。さて遊び場。ボーイズ上等で世話を焼く。最後に現れたのが四年プリマドンナのバタなむで本当によかった。早じまいで大型スーパーは月曜日も宴。トータル+3。
■本日の損得勘定
待ち時間に手足の爪を切ったら機動力が上がった。爪切り大事。+1
できる先生、おみやげにお菓子まで買ってきてくれてありがとう。+1
自然教室に同行した先生方の中にはまったくなにもしない人もいたらしい。仕方なく代わりに実習の先頭に立った、とできる先生。使える男だということがもうばれてしまったね。±0
四年国語、熟語のしりとり。答えが「学校」となる問題にバタなむが悩んでいる。ではヒントを出してあげよう。「あんたは毎日どこへ行ってんの」「ショッピングモール」「セレブか」+1

6月9日(火)おやすみ!
■毎週火曜はこっぴどく打ちのめされる日。今週はどんな風に打ちのめされるのだろう、とあれこれシミュレートしていたら朝8時まで眠られず。寝不足で現場入り。ぽわーんとしておる。ひさしぶりに中一・愛人モトさまとメメ子が遊びに来。新人さんのママがいらっしゃる前で「あひるは相変わらずキモいなあ」だの「後ろ姿、不審者だよ」だのいいたい放題のふたりなのだった。誰が不審者やねん。あほか。変質者じゃ。夜の部は予想通りの内容、予想通りの強さで打ちのめされた。その合致ぶりに我ながら感心。捨てる紙あれば古紙回収とはよくいったものでこんな時に中一のメル友・馬子(うまこ)からしょうもないメールが届く。「学校のトイレにうんこ落ちてた」「意外性ゼロだな。音楽室に落ちてたら初めて驚け」「三年生のパンツ姿を見てしまった」「ノーパンだったら初めて驚け」楽し。話題がメメ子に及ぶと「あの子の足ゴボウだよね。細すぎる。それなのに足速いんだ」ははあ、さてはコンプレックス。心配御無用という意味で「馬子さまはそのままでよろしいかと。おやすみなさい」と送ってあげた。返事はすぐにきた。「ウチ別に太くないし! おやすみ!」女心がわからない。トータル+2。
■本日の損得勘定
二年べかこ体操教室、一年生の双子ちゃん、二年あわび、四年バタなむ、一年パノンなどかまう。サマンサはできる先生御用達なので絡まず。すみわけということ。+1
馬子ありがとう救われた。最後の「おやすみ!」メールには笑った。あーあ、あひる、やっちゃった、の巻。+1

6月10日(水)まるで女神
■一日寝不足で過ごしたのだからさぞよく眠れるだろうと思いきやそうはいかなかった。考えたところでどうにもならないことを考え詰めてしまうせい。妄想マニアめ。昨日に続いてぽわーんと現場入り。めでたくガールズオンリーデイ成立ながらたったの3名ぽっちでは先行きが不安。二年べかこ体操教室とはいい友達として付き合う。三年オーロラ姫にかしずく。六年マイ妹(まいまい)とは例によって人間ふたりでできる密着の形、そのすべてにチャレンジするかのような数時間を。後櫓、もたれかかられ、ひざ騎乗、床に座って前屈中の背中座られすなわち重石、その他あらゆる体位で仲良くする。マイ妹在室中、彼女にふれていない時間の方が明らかに短かった。世界一好きなあの子から「消えろ」といわんばかりの扱いを受けている今、私が他の子の席へ行きかけると握った手を放してくれず、振り払えば「絶対帰ってきてね」と念を押すマイ妹はまるで女神。存在を許可してくれてありがとう。女神さまに心の均衡を保ってもらいに行ったような日。前屈の背中に乗られた時のあの重みは心のてんびん皿に乗せられた分銅の重みだったんだね。思ったほどうまいこといえてない。早じまいでライトをつけた車とつけない車が半々くらいな中を直帰。トータル+3。
■本日の損得勘定
ただマイ妹とのべたべたはいやらしくならない。彼女がさばさばした明るい性格だということもあろう。キモいこと、くすぐったいことをしようものなら即座にたたかれる、あるいは指を反対側へ曲げられる。痛いいたい。痛みでしつけられている。+1
「今週、今日しかこれない」「えー。つーまーんーなーいー」「仕方ないでしょう? ね?」女神さまにやさしく諭された。+1
勉強もやってるんですよ。図を書いて考える算数の問題、ディテールにこるのがマイ妹流。問題文に「さとこさんは」とあればまずさとこさんのキャラクター作りからスタートする。髪をふたつ分けにし赤いランドセルを背負った元気そうな女の子の絵が描けた。あのう、いつ解き終わりますか。3行ある問題文のまだ6文字目なんですけど。+1

6月11日(木)ど。どつ
■一年双子ちゃんから。すぐに一年うさがきて「あーっ」3人は知り合いなのだった。双子ちゃんの、やや赤ちゃんぽい姉の方について世話を焼く。数を数えさせれば「いち。に。さん。し。ど。どつ」かわい。鼻をたらしかけているのでティッシュで鼻をつまんだら上手にかんだ。とうとう子供に鼻をかますスキルまで身につけた。双子ちゃんの、出来のいい妹が早速うさとバトル。互いに教材をのぞき込んでは「そんなの簡単ー」それでいてまったく同じ自分の教材に苦しんでいる。きみたち教材を交換したらいい。うさが先輩風を吹かすのもおかし。「そんなことしちゃだめなんだよー」急に学級委員みたいになるのだった。お前ふだんだめなことばっかりしてんぞ。三年オーロラをみて終わりかと思いきや美児童パノンと小悪魔サマンサが相次いで来。遊び場ツートップの睦み合う様子にできる先生が「いやされる―」と感じ入った。ノーマルな男子大学生でさえ抗えぬ少女の魅力。いわんやアブノーマルにおいてをや。誰がアブノーマルやねん。あほか。変質者じゃ。夜の部は中二、英検のためのレッスン。問題は難しいわ相手はあひるだわであの子の機嫌がどんどん悪化。途中、向かい合ってぼんやりしているだけの時間帯もあった。立ち尽くすふたり。トータル+1。
■本日の損得勘定
一年うさがしっかりとした字を書くのでほめた。すると遠くから三年オーロラが「どうせ私の字は汚いですよ」女心がわからない。「うそー。わざといったの」種明かしをしてくれたオーロラやさし。+1
中学で教育実習中のできる先生が意外なほど早くきた。「教育実習、停止」聞けば大学で新型インフルエンザ患者がひとり出て学校中が休講になったという。大学から中学にその旨連絡が行って、できる先生は数日間中学へ行くことができなくなった。せっかく立てた実習計画が、と悔しそう。±0

6月12日(金)見破ったり
■一年うさから。低学年はおだてるといくらでも勉強してくれるので助かる。二年あわびに手をつながれて放してもらえずにいるところへ美児童パノン来。「あひるきて。ここに座って」ご指名ではあるものの正直なところパノンは美し過ぎて持て余す。「できる先生どうぞ、そこへ」若手に譲った。見つめあうパノンとできる先生。互いの表情にほとんど変化は認められなかったもののどうやら折り合いがつかなかったらしくできる先生は立ち去ってしまった。仕方なくパノン係。僥倖。夜の部は中二、英検の勉強。解答書を家に置いてきてしまったあの子が走って取りに帰ったり、頃合いを見はからって迎えに出た夜道にて「あった」と笑顔で解答書を手渡してもらったり、ただしその後は話しかけられるのがいやなのだろう足早に教室へ戻られてしまったり、階段を上ったら先に教室に入ったあの子がドアを開けて待っていてくれたり、でもそれはこちらに対してでなく室内に向けられた「やさしい私アピール」だと見破ったり、解答には答えの記号しか書かれていないのでなぜそうなるのかをいちいち検証しなければならず私まで英検の勉強をするはめになったり、しかもちょっと先をやっていなければ追いつかれてしまうから結構本気になったりといったエピソードの数々、その詳細につきましては後日また。てかもう全部書いたし今。少しでも明るい未来を信じつつ店じまい。トータル+5。
■本日の損得勘定
小さいというだけでもうかわいいうさ。ゲームの攻略本を読んでいるできる先生を見たうさが私に「子供だねえ」とささやいた。あの本おれも読むけど。「(あひるも)子供だねえ」確かに。+1
石松なんかありがとう。+4


6月13日(土)彼女らしさ
■休日返上で中二・中三が模擬テスト。塾長は先に電車で現場入り。用務員は夕方、塾長を迎えに行けばいいだけの楽々スケジュールながら中二のあの子に会えるとなれば家でじっとしてなどいられない。早々と現場入り。中三が5科目に対して中二は3科目を受験する。「石松ちゃん。あなたは模擬テストが終わったら英検の勉強をしたらいい。その頃にはあひるもくるだろうから」昨日、塾長が素晴らしい提案をした。もっともあの子にとってはいい迷惑。それでも英検の教材を持ってきてくれたから帰る前に少しだけ勉強した。テストの合い間も話をしてくれた。笑顔も見せてくれた。多めに出したドーナツをみんな食べてくれた。カメラをいとわなかった。突っぱねられることがなかった。あれは本当に石松だろうか。そんな中、いつもの彼女らしさも発見。「火曜日、英語のレポート提出。月曜日、学校が早く終わって部活も休み」週明けのスケジュールを教えてくれた。これに対する答えはひとつしかない。「だったら月曜の夕方おいで。レポート手伝うよ」反応はなし。そもそも早じまいの月曜水曜すなわち中学部のない曜日に彼女が遊び場へきたことはテスト期間中を含めてさえ、ない。だからおいでと誘いはしたものの、くるわけがないと承知している。それはまあいいとして、だったらなぜ週明けのスケジュールをわざわざ教えるのか。ここが彼女らしさの真骨頂。「それでもこないけどな」という意地悪なのだった。くー、たまらんね。店じまいで大型スーパーはイレギュラーの宴。トータル+20。
■本日の損得勘定
数ヶ月ぶりにあの子の笑顔をシューティング。ほくほく。行ってよかった。いやさ生まれてきてよかった。+10
石松ありがとう。+10

6月14日(日)プロフィール
■キーボードにはショートカットがあるが恋にショートカットはない。なんだい、やぶから棒に。起き抜けそうめん掃除コンパでアゲアゲ。やりたいことがたくさんあるのをみんな後まわしにしてただただくつろいだ。くつろがいでか。くたくたや。結局サイト更新以外のことなにもできず。そのサイト『Barricade』内「ABOUT」のページに「あひるに関する、いくつかの情報」というコーナーがある。今まではこうだった。

ほしいもの:キラーコンテンツ
いらないもの:デジタルズーム
好きなことば:眼福
好きな女性のタイプ:U-14 次女
将来の夢:スーパーサブ
欠けているもの:出場機会

このまま1年以上ほったらかした。思い立って質問はそのままに答えを変えてみた。時々変えようと思う。深夜に英語の教科書まとめ、もちろん中二。トータル+1。
■本日の損得勘定
PV製作期間中でありやることは山積み。プラス名刺作り。それらすべてをなげうっての英語ノート作りだ。吉と出ろ。+1
英検どうだったかな、あの子。±0

6月15日(月)なんのためにそうするのか
■遊び場PC起動せず驚く。なぜ。しばらく放っておいたら緑色のランプだけはついたものの依然としてハードディスクに動こうとする気配なし。そのまま放っておいたら立ち上がった。なぜ。さて二年生ばっかり来。ガールはべかこ体操教室のみ。なんと無意味な日よと嘆いているところへ専門学校一年生・元気印がふらりと来。茶色にグリーンが入ってきれいな髪色。看護学生の一日がいかにハードかを教えてくれた。「まあ、あひるもがんばってよ」すごく大変な人から励まされて複雑な気分に。授業内容を聞くと一年は暗記もの中心ながら人命がかかっているだけあって、なんのためにそうするのか、その根拠を覚えるのが重要とのこと。「あー! 根拠ー!」仕事でもなんでも「なんのためにそうするのか」を意識しなければ他の人に教えにくいし改善にも結びつかないと常々考えていたのだが「なんのためにそうするのか」がことばとして長過ぎるためスローガン化しにくかった。「根拠かー。根拠っていえばよかったのかー。ありがとう元気印」思わぬところで喜ばれ、とまどう18才なのだった。アイスをふるまって早じまい。トータル−4。
■本日の損得勘定
18才の元気印は25までに結婚したいのだそう。だからもう探し始めているという。「婚カツだ」「そう、婚カツ」かっこいいお医者をつかまえるがいいとすすめた。「あひるは結婚しないの?」「そうだねえ。しない…でしょ」塾長が「しないの?」なぜかかちんときたので「じゃあする。30才くらい年下とする」「そーんなの」無理とばかりに塾長が横を向いた。なんか腹立つ。−1
定額給付金だそうで1万2000円もらった。からあげクンRedが57個買えて30円残る。うーん、30円どうしよ。+1
こなかったなあ、あの子。−4

6月16日(火)犬の字
■ベランダから戻ると室内に六年マイ妹(まいまい)が。飛んできて「あひるー」と絡みついてくれる。ああ女神さま。「マイ妹おかえりー」「うん」「修学旅行、楽しかったんだね」「うん。なんでわかるの」「しゃべり過ぎでそんな声なんでしょ」「そーう」二日酔いのオセロ松嶋さんみたいな声なのだった。ぴったぴたにくっついておしゃべり。「あのさ。どっかの塾の先生が女子生徒の体をさわって捕まったんだって」「え。あひるやばいじゃん」「うん。おれなんか死刑だよね、これ」まあ「さわる」の意味がずいぶん違うとはいえ。床に大の字に寝るブーム中のマイ妹に「犬にして」といったら自分の耳元にえんぴつを置いた。犬の字に寝ている。かわい。「じゃあ、ひらがなの、る」リクエストすると足首を折りそうになっている。考えた末、黒のハイソックスを半分だけ脱いで伸ばし、先端をくるりと丸めることで「る」の書き終わりに対応したマイ妹、天才じゃね。本日のお客さまは高一チーママひさしぶり。変わってないな。学校楽しいとのことでなにより。ママといっしょに現れたのは高一いいなずけの嫁ことちい姉ちゃん。変わったな。アイメイクに気合いが入っておる。火曜の夜は耐えがたきを耐え忍びがたきを忍ぶ時間帯。防ぐ術がない以上、打ちのめされるがまま打ちのめされるしかない。あきらめた。雷雨の中、できる先生を車で送る。トータル−9。
■本日の損得勘定
遊び場PC電源スイッチを押すも反応せず2日目。困ったな、と放っておいたら勝手に立ち上がった。なに。なにをぐずっているの。±0
疲れと眠気とで時折軽く不機嫌になるマイ妹。たたかれるとふだんよりも痛い。こんな時は放っておく。±0
結論。不調なPCと不機嫌ガールは放っておくに限る。+1
きつかったー。なははー。−10

6月17日(水)あ〜る
■六年マイ妹(まいまい)すなわち女神降臨。その細長い肢体には不可侵エリアがほとんどない。無軌道な私の指先が聖域を侵しそうになった場合に限り、細い手がストップをかけにくる。たしなめにきた細い手は私の手を握ったまま近くの安全地帯にとどまる。結果、彼女の肩なら肩に手を置いたまま、その手を上から握られているという、このね。うふふ。こいつ、いつか捕まりやがれ。他の子から呼ばれてそっちへ行こうとするも今日はマイ妹、握った手をどうしても放してくれない。「じゃあもう、いっしょに行こ」彼女の手をひいて他の子の席まで歩いた。なんだこれ。二年坊主・関ジャは漢字テスト。「頭」という字がわからない。そしてやつの着ているTシャツの背中に大きく「若頭」とのプリントが。どんな偶然だ。「背中に書いてある。どうしてもわからなかったらTシャツ脱いで見ていいよ」「ほんと?」どんどん脱ぎ出すので笑った。お前、脱ぎたいだけじゃねえか。後半は三年オーロラと二年サマンサ。サマンサの国語は命令形作り。「歩く」を「歩け」に変えられたサマンサが「見る」の命令形を「見れ」としている。間違ってはいないけど、もっといいのあるだろ。「わかった! 見るのであ〜る」サマンサそれ命令形ちゃう。「くる」の命令形に至っては思いつきもしない様子。「わかった! くるのであ〜る」ナイスてんどん。「くるので、あ〜る」区切ったってだめだ。早じまいで大型スーパーは水曜日の宴。トータル−2。
■本日の損得勘定
毎日が水曜日ならいいのに。−2

6月18日(木)ほろり
■一年うさ。ふたつに結わいた髪を後ろから両方にぎって「ぶん、ぶーん」と空ぶかししてやるとものすごくいやがる。ついには「おや。こんなところにバイクが」というだけで頭を押さえて逃げて行くようになった。楽し。三年オーロラを放し飼う。二年べかこの後櫓(うしろやぐら)がかなりの重量感。つきまとわれると自分の体重が増えたようでくたくたになる。へたり込んでいると最後まで残ったのが奇跡の美児童パノンだ。「あひる遊ぼ」断れるわけがない。フライングディスクその他で遊んでへとへとに。夜の部は中二英語。不機嫌と無愛想の最上級を見た。この上はない。秘仏を拝観したような気持ちになった。さてバリケ→ドはPV製作期間中。メンバーが「広いスタジオ」を探してくれている。平澤監督が3つ問い合わせたところいずれも9月まで予約がいっぱいとのこと。監督からねえさんに地元を当たってもらうようメールが行ってねえさんは仕事帰りに未知のスタジオを訪ねてくれた。これすべて私が「広いスタジオで撮りたい」といったせい。私のわがままをかなえようと動いてくれる人がふたりもいる。ちょっとほろりとさせられた。世界一好きな子にそっけなくされたくらいで落ち込んでなどいられない。トータル+1。
■本日の損得勘定
相変わらず小さいな、うさは。それでいて時々「やべえよー」とか「できねえよー」など口調が若いあんちゃんのようになるのはなんなんだ。+1

6月19日(金)煮詰まった
■『アルプス一万尺』を一年うさが踊る。最後に「はいっ」と決めるポーズがかわいくておかし。「あのう、すいません。最後の『はいっ』のとこだけもう一度お願いできませんか」「はいっ」何度でもやって見せてくれるのだった。六年マイ妹(まいまい)と控えめにべたべた。終盤は一年・美児童パノンの「あひる遊ぼ」にめろめろとなる。文字で書くしりとり中、パノンが「めらか」と書いた。めだかのこと。やめて萌え倒れる。夜の部は中二番。一年は『竹取物語』の暗唱で盛り上がっている。三年はできる先生の数学で楽しそう。ここだけお通夜。我ながら立派に喪主を務めた。飛んで帰って今宵はバリケ→ド、レコーディング。来週もスタジオを押さえてあるので今日は仮録音にとどめた。同じ曲ばかり繰り返し練習。もたらないよう前のめり気味に歌う。すると平澤監督から「もうちょっと前にこれない?」まだ遅いか。心がけるも長年染みついた悪癖はそう簡単に直らない。煮詰まった末「はいはい、わかりました、すっごい速く歌えばいいんでしょ」大人なふたりの失笑を買った。監督を送り届けて午前さま。トータル+2。
■本日の損得勘定
一年双子ちゃんの姉とも仲良くした。5を「ど」6を「どつ」と読むのがおかしいことは本人も了承している。その上で自分語として操っている。かわい。+1
夏期講習の申し込みにきてくれた二年生がまた美少女。すらりと細長く女優の市川実和子さんに似ている。+1
スタジオ予約に奔走してくれる平澤監督に謝意を述べると「あなたひとりの体じゃないのよ」わしゃおめでたか。±0


6月20日(土)体育祭
■歌い出しが遅れるとかそういう問題ではなかったのである。歌が下手。昨夜の録音を聴いてがっかりした。大丈夫かこれ来週。5日間で飛躍的に歌唱力を向上させる必要が出てきた。起きてみれば晴れて暑い。中学は体育祭。中学部のみんなとできる先生が日焼け中だ。こっちはこっちで日焼けさせてもらう。モンキーバイクでバイク屋さんへ保険の更新に。定額給付金がすっかり保険料に化けてしまった。帰り道はまわり道。バイクで昼間の道路を走るのはひさしぶり。ユニクロの前では駐車場へ入れない車数台が1車線をふさいでいた。ネットで買えばいいのにと思いつつ通り過ぎる。ホンダのハイブリッドカー・インサイトがやけにたくさん並んでいると思ったらホンダのお店だったりしつつ目的地であるマクドに到着。レジに並ぶ。中でお姉さんが全員忙しそうだった。帰って横庭の草むしりを少し。これで喫煙時、伸びた雑草に後ろから肩をたたかれずに済む。話題のウェブサービスを2、3試すも時間を際限なく奪われそうで気乗りせず。こちとら歌をうまくしなければならないのだ。困ったな。トータル−2。
■本日の損得勘定
体育祭のことを考えぬよう努力した日。−2

6月21日(日)あとはセンスだけ
■起き抜けそうめん。掃除。雨をものともせずコンパでアゲアゲ。仕事にブレのない小柄な女店員さん略してガラナさんを近頃見ない。さて風呂敷をたたんで結んで素敵なバッグを作る動画を見たら元々好きだった風呂敷をさらに見直した。数年前に2枚買ったものがある。この春のお花見で使った。それらよりも大判でモダンな柄のものをネットで探す。つい最近、町で女子高生が持って歩いているのを見て「いいな」と思ったのがユニオンジャックのスポーツバッグ。だったらイギリス国旗をたたんで結んで素敵なバッグにしたらどうだろうと思いついた。イギリス国旗、綿のしっかりしたものだと4000円くらいする。バッグ買った方がよかった、となりそうで保留。一方、ほしいTシャツに出会わないので自作することにした。まずはバリケ→ドオリジナルTシャツ。アイロンプリント用紙と無地のTシャツはすでに発注済み、今は画像加工をしている。1枚800円くらいでできそう。あとはセンスだけ。それが大問題。トータル+1。
■本日の損得勘定
深夜に英語のノートまとめ2時間。レッスン4が終わりそう。だいぶかしこくなった。+1

6月22日(月)昼間から全力で
■愛の伝道師たる私は寝ている間に愛情をチャージする。愛の亀山工場をフル稼働させる。出来上がった愛情を遊び場で振りまく。そこで問題となるのが愛の分配率だ。中学部ありの日、昼間は愛を出し惜しみする。夜のためにとっておく。第一さほど好きでもないガールとべたべたしては神さまの心証も悪かろうとの判断。ところが私は気づいてしまった。関係ねえのである。私が誰とべたべたしようが誰を袖にしようが夜のあの子の態度にはまったく影響なし。とっておきの愛情を頭の上から注ぎかけたところであの子はすべて振り払って帰る。愛の受け取り拒否である。散乱した愛を私は泣く泣く拾い集める。愛のお持ち帰りである。そんなことをするくらいなら分配率を見直そう。かくして私は昼間から全力で振りまきに行くことにした。ガールズ誰かきてみやがれ、愛しちゃうから、と手ぐすねひいて待つところへ現れたのが奇跡の美児童・一年パノンだ。これまで出会ったすべての女性の中で最も美しいガール。くつを脱ぎながらパノンがいった。「あひる教えてー」「うん。なにを」「いろんなこと」「やめて萌え倒れる」たし算ひき算を教えた。あとは四年バタなむとそのお友達、都合3ガールズにて幕。早じまいで大型スーパーは月曜日も宴。トータル+1。
■本日の損得勘定
四年バタなむのお友達は二度目の登場。一軒おいて隣の塾へ通う子で自分は帰り道、バタなむの勉強が終わるのを遊び場内で待っている。それだけのつもりだろうに塾長からプリントを渡されてわり算の筆算をしていた。気の毒。訂正まできっちりみてあげた。またきてねー。「きましたが、バタなむを待つだけです。勉強しません」ていえばいいからねー。+1

6月23日(火)プールだったから
■夏のような暑さ。その上、エアコン不調で汗だくに。ただしガールズ薄着。カモン夏。タンクトップとキャミの季節よ。あとユニクロのブラトップよ。二年べかこ体操教室から。ひさしぶりにべかことたっぷり絡んだ。友達感覚が心地よい。「あひる、えんぴつ貸して。消しゴムも。もうっ、筆箱あるのに中身がなんにもないよ」「べかこ安心しろ。おれも財布はあるのに金がない」即答だったのでクオリティは問わないことにする。自分を甘やかすのも大事。一年双子ちゃんは学校でプールがあったためふたりともおねむ。手も頭も止まる時間帯があった。六年マイ妹(まいまい)は女神さま。今日は彼女の二の腕を重点的にかわいがった。一年生の真似をして「学校がプールだったから眠いー」となまけるマイ妹かわい。お前はプールなかっただろ。二年あわびとサマンサをながめて夜の部は中一英語。勉強後、中一みっきーがひとの写真を撮り、それをクラスメイトである愛人モトさまにメールで送った。帰ってきた返事が「あひるキモい!キモい!キモい!キモい!キモい!キモい!」勝手に写真を撮られ、勝手に送信され、勝手に罵倒されている。全自動。なんかさせてくれ。トータル+3。
■本日の損得勘定
タロットさまのお告げ、昨夜は「死神」だった。「明るい未来へ」という意味。今朝は逆位置の「悪魔」これは「苦しみからの解放」という意味。不思議なものでそう思って過ごすとはずれない。+1
始まる前にちょっと話しかけたら答えてくれて石松ありがとう。さぞかしおいやでしたでしょうに。+5
火曜日名物「背後からのアテツケ攻撃」が今日はさほどでもなし。ただし予断を許さない状況であることに変わりはない。いずれまた打ちのめされよう。−3

6月24日(水)まみはどこへ行った
■二年あわびの本名は女の子らしい二文字の名前で、仮に「真美(まみ)」としておくと、初めは誰かが「まみポン」と呼んだのだろう。それは私かもしれないし違うかもしれない。やがて「まみポン」は「まみボン」とにごる。尾ひれがついて「まみボンボコボン」となるのにそう長い時間はかからなかった。「ねえ、まみボンボコボン」「ボンボコボンじゃなーい」当人はいやがったものだ。で、近頃は前後が略されるという珍しい現象が起きており、みんなが彼女を「ボンボコ」と呼ぶ。ボンボコて。まみはどこへ行ったんだ。壁に貼られた漢字テストの進捗シール二年生の部でボンボコことあわびとべかこ体操教室の2名が熱いペナント争いをくり広げており、どっちが抜いた抜かれたが本人たちよりもまわりの関心事となっている。「ボンボコ、抜いたじゃん」今日、六年マイ妹(まいまい)がそういうのを聞きながら「ボンボコってなんだし」と思った次第。女神マイ妹とべったり学習のいちゃいちゃ三昧を。それはまるで桃源郷の中にあるパラダイスの中にあるシャングリラ。早じまいで直帰中、夕空から夜空への変化を楽しむ。ぎりぎり明るい時間に帰宅。トータル+4。
■本日の損得勘定
半分以上が彼女に関する話となってしまったが今日はあわび、きていない。出席ガールズはべかこマイ妹オーロラのみ。±0
体験学習にきてくれた一年男子は幼稚園時代からの顔なじみ。今では中二になっているきうりの弟なのだった。勉強しにくるのは初めてながら「別にひとりで行けるから」とお母さんの同行を断ったという。いやいや今日だけはそういうわけには、とお母さんが手続きのためついてきた。そのうち彼を迎えにきうりがきたりするのかも。楽しみ。+1
女神マイ妹とべかこ体操教室が同時に入室で、これはどうなるかといえば床に座って前屈する私の背中の上にマイ妹がどっかと座る。肩車をしたまま座って前につぶれた形。視線を左右に向ければそこにはマイ妹の透き通るような太ももが。まぶし。+1
棒のように細い身体。なで肩。すらりと長い首。小さな頭。マイ妹は典型的なバレリーナ体型をしている。こんなプリマがまとわりついてくれるし、まとわりつきを許してくれる。私が彼女にふれていない時は彼女が私にふれている。ここまでふれあえた六年女子がかつていただろうかいやいない。ああ女神さま。私にバチを当ててください。+2

6月25日(木)懐かしいあいさつ
■一年うさのワンピースかわい。ぐずらずにしっかり勉強してくれた。二年あわび、みっちりと重い。三年オーロラ軽い。夕方、珍しいお客さん。中一になった女将とツネルだ。かつて私のペットだったツネル、背が伸びたなあ。制服の赤いチェックのスカートかわい。すっかりお姉さんになっている。背後からのしかかり裏声で「ツネルーン。きたのか、きたのかー」という懐かしいあいさつをするのがはばかられた。でもやった。またきてねー。夜の部は中二英語。表向きは静かな、しかしながらひりひりするような2時間弱。あの子からは人間性を全否定されているものの、こちとら愛情が臨界点に達しているので別にどうということもなし。またきてねー。飛んで帰ってスタジオ入りはバリケ→ド3rdセッション『ロー』レコーディング。1曲を何度も何度もくり返す。出来た、とはちっとも思わないが出来たことにせざるを得ない。ところどころ音程の怪しい、発声さえも自分らしくないテイク、これこそがオリジナル。いったい誰がオリジナルに文句をつけられよう。どんな開き直りだ。夜中に帰ってへっとへと。トータル+2。
■本日の損得勘定
二年あわびが変なあだ名「ボンボコ」をすっかり受け入れていることに笑う。「ボンボコ」「なあに」かわい。略さない「まみボンボコボン」をもじって「オーロラボンボコボン」と呼んだらオーロラはいやがった。「ボンボコいやだー」するとそれを聞いたあわびが「ボンボコいやだー、って。ウチ、ボンボコなのに」げらげら。+1
ツネルの制服姿を見られるとは思わなかったなあ。+1

6月26日(金)違いますから
■昨夜スタジオにいる時間に三姉妹プラス1のママからメールをもらっていた。家に帰って気づいた。昨夜はバンドの練習でスタジオにいまして返事が遅くなりました、と今朝になってから返信した。これがどういうわけかママを喜ばせたらしい。オープン前の遊び場にママがいらして「バンド! スタジオ! かっこいー! ってテンション上がりましたよー」いやいやいや、GLAYみたいなの想像されてませんか。私のバンドって「♪ななめ移動ー」ですよ、とは思ったもののPVの存在を知られたくはない。「違いますから。違いますから」としかいえず。ついにはママが「うちのファミリーの曲作ってくださいよー。あひる先生、これ宿題ですからね」一方的に押しつけられてしまった。いやだって「♪ななめ移動ー」なのに。かかなくていい汗をかいた。ガールズは一年うさと二年サマンサのみ。夜の部は中二番。不機嫌教の女教祖をあがめたてまつる。ひっくるめて大好きでは致し方なし。夜、バンドのメンバーに一生のお願いを。『ロー』なんですけど、もう一度だけ録音のチャンスをください。返事はまだない。トータル±0。
■本日の損得勘定
三姉妹プラス1のママとはお付き合いが長い。私の道楽のこともご存知。だから返信の遅れた理由を正直に書いただけなのに喜ばれる意味がわからん。±0
うさとアルプス一万尺。た、楽し。+1
高一チーママが数学の宿題をしに来。またどうぞー。±0
中三女子のふたり、すなわち聖子と長子(ちょうこ)が突然、退会をほのめかした。ふたりの成績をぐいぐい引き上げた自負があるのでまったくもって納得行かず。ただそれよりも中三が0名になったらこちらのシフトが変わってしまわないか。週に2日、石松のお相手ができなくなるのではなかろうか。そっちが問題。−1。


6月27日(土)予告編
■深夜にふざけて弦楽四重奏の作曲。ピチカートを入れると、そのせいかどうかわからないが、ドラクエっぽくなる。二重にフェイクがかかった。明け方シャワー。部屋に戻る途中で台所をのぞくと早起きの父がすでに活動を始めている。おはようございます、おやすみなさい。疲れを自覚していたとはいえ起きたら15時だったには驚いた。閉め切った部屋の中で夕方まで蒸されてそれで快適だった。なにもする気になれずゲームボーイの小さな画面を見つめて過ごす。マスター賢者と出会えたことでルーラが使えるようになった。町や村に一瞬で移動できる。仲間探しが楽になる。よかったよかったといいながらカレーを食べて夜はビデオ編集。朝までかかってバリケ→ド3rdセッション『ロー』の予告編ができた。自分の歌のせいで製作日程が延びてしまうせめてもの罪ほろぼし。もう見られます。どうぞ。本編を発表できるのがいつになるか今はまったく予測できない。がんばろ。トータル±0。
■本日の損得勘定
友達から「いっしょに行ってくれ」といわれ室内楽部のドアをたたいたのが高校一年の春。バイオリンを弾くやつだった友達は飽きたのかすぐにいなくなり付き添いでついて行っただけの未経験者の私は残ってその後も1年間チェロを弾き続けた。『赤いスイートピー』とかやったなあ。なんでチェロ弾いてたんだろ。なんてお上品だったんだろ。±0

6月28日(日)どうでもいい話
■梅雨の時期は雨が多いな。これは大発見をした。今度の学会で発表しよう。雨の中をコンパでアゲアゲ。雨くらいでは休めない。仕事にブレのない小柄な女店員さん略してガラナさんがちょうどご入店、私服姿を見ることができた。20才にも60才にも見える不思議な人。帰ってコーラを浴びるほど飲んだ。さてひさしぶりにどうでもいい話を聞いてください。大型スーパーから出て最初の信号にはまず間違いなく引っかかる。車が止まるちょうど真横に床屋さんがあって壁に大きな薄型テレビがかかっている。月曜日はそこに『ネプリーグ』が映し出されている。車内では同じ番組の音声だけを聴いている。だから信号待ちの数秒間に限り映像も観られる。合わせ技が成立する。一方、水曜日の車内は『ヘキサゴン』だが床屋さんはテレ朝の番組を観ている。音声と映像が合わない。はい、どうでもいー。深夜に英語のノートまとめ1時間。レッスン4が終わった。トータル±0。
■本日の損得勘定
細かいことをいう。床屋さんのテレビは地デジで車のテレビはアナログだから実際はちょっとずれている。アナログの方が映像音声とも少し早い。1秒以上違うのではないか。自室のパソコンで観るテレビの音声と居間から聞こえてくる地デジの音声がずれていることで明らかになった豆知識。±0

6月29日(月)どうしてくれんだよお
■べかこ体操教室から。彼女はこの頃、月曜火曜にくるので週明けに会えば毎回ひさしぶりな気がする。先週の火曜日に会ったきりだったべかこ、この一週間で明らかに太った。なんだかむちむちしている。レディに向かってまさかそんなことはいえないから黙っておいた。ガールはべかこのみ。あとはボーイズと遊ぶしかない。四年男子に以前、はちみつ味のあめをすすめたことがある。「食べてみ」「はちみつきらい」「おれも。だけどこのあめは大丈夫。もうね、離れたくなくなるよ。おれ、おにぎり食べるべきタイミングだったんだけどやめたもん、このあめを口から出すのが惜しくて」熱くすすめたらやつが「ほんとにー?」といいながらそのあめを口に入れた。しばらくすると「うえー、まずい」「えっ、うそ」「まずいよー。あひるう、これどうしてくれんだよお」「げらげら。無理だったら出していいよ」「出す出す」大笑いしたものだ。今日その子に分数を教えた。説明した後、ドリルをやらせたら「これ全部できてたらなんかちょうだい」と自信ありげ。「よし。はちみつのあめをあげよう」「いらないよー」「はちみつのあめ5個一気食いの権利をあげよう」ところどころ間違えたおかげで命拾いした四年男子だ。早じまいで大型スーパーは月曜日も誉。トータル+1。
■本日の損得勘定
中三・聖子がお母さんといっしょに来。お母さんと塾長はここを辞めさせたくない。本人がよその塾に憧れている。協議は小一時間続いた。結局、残留と決まって一件落着。シフト変わらずに済みそう。+1
後で確認すると先週べかこは水曜日にきていた。5日間で太った。±0

6月30日(火)願いごと
■二年べかこ体操教室がきてみれば昨日ほど太くない。「あれ。べかこ昨日太ってたのに。しぼんだ」安心して切り出すと「なにそれー。なにそれー」笑顔のべかこなのだった。かわい。女神マイ妹(まいまい)入場も顔つきが違う。集中できなそうにおもちゃをいじり、ひとの腕をばしばしたたいた。その強さが尋常ではない。はい、わかりました。ご機嫌ななめ。「あひるきらい」出し抜けにふられたりも。しばらく放置した後、寄ってみると「リレーの選手にね、選ばれなかったの」なるほど。マイナスの感情を自覚すればコントロールできる子なので帰る頃にはほぼいつものマイ妹に戻っていた。また明日ねー。さて遊び場では現在、七夕かざりフェア実施中であり子供たちがそれぞれの願いごとを短冊に書いてぶら下げる。今日ご紹介するのははちみつきらいな四年男子の願いごと。「巨人が7月から9月まで全部負けて6位になりますように」それ願いってか呪いだろ。阪神ファンのやつらしい。他の短冊についてはまたおいおい。夜の部は中一英語。大忙し。トータル+1。
■本日の損得勘定
二年あわびも不機嫌さん。原因ははっきりしており最後に挑んだ漢字テストが難し過ぎて歯が立たなかったため。くやしそうに「うんっ。うんっ」とひとの足を踏みつける。背後から抱きかかえてほっぺたむにむにをしてあげたり、いい子いい子をしてあげたり。それでもあまり効果なく暗い声で家に電話、帰って行った。かわい。+1
六年マイ妹は「ペットがほしい」とかなんとか無難な願いごとを書いた裏に「おまけ。あひるがほうおうになれますように」と書いてくれた。私の去年の願いごとが「白鳥になれますように」で、ただしそれは通過点でしかないのだ、最終的には鳳凰になりたいのだ、とでたらめをいったことを覚えていたらしい。+1
それも初めは「あひるがほうおうになれますように(うそ)」だったのが彼女の帰った後に見たら「(うそ)」が消してあった。こういうところがマイ妹かわい。+1
あの子、元気なかったな。−2





2009年6月の出来事

PV外撮影、楽しかった(6日)
妙にやさしい石松にどぎまぎ。ただし1日限定(13日)



トキかと思いきや、あひる。
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