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ニッポニア・ニッポン バックファイヤー ゲッポニア・ゲッポン
みなさんに敬礼



「2008年9月1日〜9月30日」

9月1日(月)孤独な戦い
■深刻なガールズ不足。一年あわびと六年如来の2名のみ。少女剣士・如来が軽ーいパンチやキックをしかけてくるのでこっちも軽ーくお返しする。仲良しで楽し。後半はボーイズ地獄。気づいたボーイが「男しかいない。いいぞ。女くるな」けんか売ってんのか。早じまいの時間まで事務仕事や雑用を黙々とこなした。さて今日から9月。夏休み中にある程度の成果をあげたかった私は果敢なラヴアタックをくり返した。結果うとましがられることとなった。もう急がない。攻め上がらない。私の内なる中澤と闘莉王が恋のセンターラインを越えぬようゲームをコントロールして行く。踏み込まれたくないAB型に猛ラッシュは逆効果。痛いほどわかった。なにかすれば、つまりラヴっ気を出せばいやがられるのならなにもしないに越したことはない。なにもせずただ想い続ける。そんなことができるだろうか。孤独な戦いが始まる予感。トータル+8。
■本日の損得勘定
夏休みを別の塾で過ごした五年・炭酸小僧が退会のあいさつにきた。ほほほ。夏休み明け初日から幸先のいいこと。+8

9月2日(火)胸いっぱい
■ご不幸があって清水ミチコさんに雰囲気の似た先生略して水気先生お休み。メールであの無欲な、彼女ほしくないイケメン大学生すなわちできる先生を呼び出した。「りょうかいしましたー」助かる。開室と同時に一年坊主ども来。セバスチャン、マイ妹(まいまい)らもきて気がついたら教室中、子供であふれ返っていた。できる先生をお願いして本当によかった。合い間などないのに合い間をみてイベント写真の印刷。中学部との切り替え時間に写真を貼り出し。中学部の前半で教室HP更新。過激に働く。中一ふたりはできる先生の元で数学。なにげなく愛しのあのお方の横に立つ。そばに寄りたいだけ。終了後、即サンダルをはくあのお方。合わせて健康サンダルをくつにはきかえる私。いっしょに表へ出る。並んで夜道を歩く。話しながらこちらを見てくれるあのお方の笑顔まぶし。今日は最後まで走らずおしゃべりしてくれた。幸。喜びを胸いっぱいに満たして帰宅。今ね、胸いっぱいを打ち間違えて胸おっぱいになったんだよ。力抜けたよ。トータル+16。
■本日の損得勘定
中三は1科目残った社会のテスト。終わって自己採点するウチナンチューの手元を見た。「関税自主権」解答欄に堂々と書かれた美しい文字にしゅっと赤ペンの丸が走る。思わず「かっこいー、関税自主権」「ねー、関税自主権」といったような会話を交わしてふと気がつけばまだ2名ほど同じ問題を受験中だ。正解を大声で発表してしまった。ウチナンチューにその旨伝えると「あーっ」目を丸くして手で口をふさいだ。かわい。+1
バランスよくまじめにやれば大丈夫、とタロットの神さまからアドバイスをもらっていた。まじめに働いた。中一が数学の前半はあのお方に近づきたいのをがまんした。教室HP更新作業中、休憩タイムとなった中一ふたりが真横で水を飲みながらおしゃべりした。そこでもがまんしてモニターを見つめ続けた。最後の最後に少しだけ近づいた。そして夜道を送った。そこでも聞き役に徹することでラブっ気の噴出を抑えた。昨日立てた目標「なにもせずただ想い続ける」から大きく逸脱することのない上々の出来。そうしたら夜道でまぶしい笑顔を向けてもらえた。やればできる。+15

9月3日(水)本当のことをいいましょうか
■床屋のラジオで聴いた『テレフォン人生相談』相談者は38才だかの女性。相談内容は旦那がパチンコ狂いでろくに働かない、こづかいは4万円弱渡している、子供もいるので困る、という非常にありふれたケース。ところがこの相談者が素直でない、はすに構えたもののいい方をする人で女性解答者の先生がヒートアップした。「あなたは旦那が好きなんでしょ」「きらいです」「うそ。きらいだったらここへ電話することないじゃない。結論出てるじゃない。本当は好きなんでしょ」「好きでは、ないです」「きー」落ち着いた男性解答者が登場。「本当のことをいいましょうか。あなたがきらいなのは旦那さんではなく、あなた自身です」「そうかもしれません」「両親に本心を打ち明けたことがありませんね」「はい」「さみしかったんですね」「はい」「気が強くてさみしいからそういう、人を馬鹿にしたような話し方が身についたんです」「はい」ずばずばいい当てるのだった。最終的には女性解答者の提案「旦那にこづかいを渡すのではなく財布ごと渡して『これで私たちを守ってね』という」を採用することに。すごいやテレフォン人生相談。トータル+4。
■本日の損得勘定
苦手の床屋クリア。+3
水曜は少子化デイ。できる先生をお願いしておいたから楽ちんだった。ガールズはべかこ、マイ妹(まいまい)、マニラ・サマンサ姉妹のみ。4人のカワユスをできる先生と分け合う形に。+1

9月4日(木)意地悪してもらえたー
■ボーイズばかりの教室にうんざりしていると六年・女将が友達をふたり連れてきてくれた。ひとりはお盆休み前に一度、体験学習にきてくれた子。こんがり日に焼けたスポーティな美人さんだ。そしてもうひとりがツネル。わあ。「ツネルーン。きたのかきたのかー」後ろからのしかかる。当然つねられるものと覚悟を決めた上でのしかかったのにつねられなかった。お約束の「痛いいたい」がないのはなんだか照れくさい。かわいいペットだったツネルもいい感じの少女人形になった。時々会えてうれし。中学部、中一は若い女の先生の元で英語。まったくそこにいる必要がないのに愛しのあのお方の横に立ち続けて口を出した。帰り道は先に出たあのお方を走って追いかける。雨の中とあって急ぎ足に。雨のせいだと思いたい。ちょっと悲しくなるような意地悪をいわれて落ち込むも、そういったことすべてを含めて幸せ。意地悪してもらえたー、ってなもん。夜道のデートを反芻しつつ、うわの空で運転する。トータル+17。
■本日の損得勘定
ツネルーン。かわい。+2
友達かわい。+1
帰り際、愛しのあのお方が座ってサンダルをはく。体が小さくまとまってしまうこのシーンが大好き。勇んで撮影していると中一するめにじゃまされた。「ちょっとー。サンダルはくとこ、かわいいんだからどいて」「かわいくないよっ」立ちふさがろうとする。「てめえマジふざけんな」するめを押しやって撮影を続行。それはいいとしてするめ。とっさのひとこととはいえ「かわいくないよっ」は失礼だろうがよ。±0
くつにはきかえるのを忘れて健康サンダルのままあのお方を追いかけたら足の裏が痛いの痛くないのって。−1
ようやく追いつくと思ったら走って逃げられたし。−1
でも少しおしゃべりできたからいいんだ。+15

9月5日(金)どうしよう
■掃除は終わった。誰もこない。楽譜を書く。あひる史上最高傑作といって差し支えのない名曲を書いてしまった。どうしよう。新バンド1曲目がもうピーク。ややこども、尻上がりに増えて塾らしくなる。まじめに働いた。まじめに働き過ぎたかもしれない。夜、中学部の指導がふわふわになってしまった。遅れてきた愛しのあのお方とうまくかみ合わない。前にも一度こんなことがあった。機嫌の悪い彼女と口論めいたことになっては勝ち目なし。関係が悪い方へ悪い方へと進んで元へ戻れなくなる。終わると一番に教室を出るあのお方。後を追う。本気の走りを見せられてまったく追いつけず。教室も、あひるも、なにもかもいや、となってのダッシュだろう。ほほえみの失せたあの表情が出たら注意が必要とわかっていながら対処できなかった。帰宅後も気持ちがけば立って落ち着かない。たまらずギターを手にして昼間の名曲を仕上げた。こんなにいい曲でどうしよう。トータル−21。
■本日の損得勘定
名曲に見合う歌詞がまだない。−1
悪いことにからかうようなラヴっ気も出したなあ。「なにもせずただ想い続けるプロジェクト」を遂行できなかった。心底きらわれたとしても不思議ではない。どうか今日のことは忘れてくださいお願いします。−20


9月6日(土)夏の終わり
宮沢さんが退院された。おめでとうございます。ひと安心。なんだか眠たい。ギターを弾いては手が止まりネットでお笑いの動画を見ては舟をこいだ。土曜日恒例、恋の〜会議と行きたいところながらもう会議は開かないことにする。というのも昨日で恋が終わったからだ。走り去る愛しのあのお方の背中にはっきり「大っきらい」と書いてあった。あれを見せられたらもうラヴいちょっかいを出すことなどできない。彼女には迷惑ばかりかけた。いやな思いばかりさせてしまった。かといって急にあきらめることもできないから好意を表に出さないようにする。「なにもせずただ想い続けるプロジェクト」すなわち元の片想いに戻る。戻るだけとはいえ切り替えはつらい。それも彼女が遊び場をやめずに残ってくれた場合の話だけれど。秋風が容赦なく吹き抜けて行く。トータル−32。
■本日の損得勘定
Googleが配布を始めたブラウザは軽快ながらこのサイト『Barricade(バリケード)』の行間がぎちぎちに詰まる。IEなら指定通りあくのに。気がかり。−2
この失恋はいい経験になった。人にやさしくできそうな気がして仕方がない。−30

9月7日(日)さずかるよ
赤べこ■後悔と煩悶の日曜日。コンビニパトロールでからあげくんレッドを。先週の揚げたてとは別の食べものなれどこれはこれでおいし。入浴後、少しでも元気を出そうと初めて「レッドブル」を飲んでみた。栄養ドリンクの一種で味はオロナミンCに近い。そして値段がずいぶん高い。7月に新バンドのミーティングがあり平澤監督邸に集まった。その行きがけに小林ねえさんとふたりでコンビニに寄った。いつもパトロールに行くコンビニだ。他人の目にはカップルに見えるだろうなあ、などと思いつつ飲みものなど買った。その時にレッドブルの話をした。ねえさんは飲んだことがあるという。「どうなの。翼をさずかるんでしょ」CMのコピーを交えて尋ねたらねえさんが真顔で「さずかるよ」と答えたのが印象的だった。少しこわかった。満を持して飲んでみたけれどもさずかったんだかどうだかわからない。夜は動画サイトでThe JamやXTCを見た。トータル+1。
■本日の損得勘定
仕事にブレのない小柄な女店員さん、こんにちは。+1

9月8日(月)減色
■画像加工をしたことのある人になら「GIF画像を減色する」という意味をわかってもらえるだろう。たとえば256色だった画像の表示色を16色に落とす。似た色同士が飲み込まれて同じ色になってしまう代わりに画像のファイルサイズを小さく抑えることができる。恋が終わったら世界が減色された。目に映るあれこれから鮮やかさが消えた。「あひる暗いぞ」試験前とあって昼間からきた中二の美姉エドにからかわれる。視界ばかりでなく自分自身も減色されたのかもしれない。「エドー。終わっちゃったよ。恋」「えー。あひるがんばれよー」エドの無邪気なエールから察するに私の失恋相手が誰かまったくわかっていない様子。自分より一年後輩だと知ったら驚こう。「でもウチもねー。恋できないから」「なんで。ジャニオタ(ジャニーズおたく)だから?」「うん。だってね、ライバルが全国に何万人もいるんだよ」それを考えれば私の方がまだましかもしれない。結局エドにはげまされた。早じまいで大型スーパーは月曜日の掟。トータル±0。
■本日の損得勘定
小学部のいたいけガールズ、本日のラインナップはキャシー、疎開、べかこ、セバスチャンといったところ。セバスチャンは右足をけがして湿布を貼っている。「今日はあひるをけれない」と残念そう。早く治して、たんとおけり。±0

9月9日(火)追わない
■小さなお客さま方を待ちながら緊張する。金曜日に怒って帰った人に会う日だからだ。その局面は意外と早く訪れた。期末テスト直前ゆえ中二女子の3人が明るい時間からくるのは当然として、その次に現れたのが愛しのあのお方だった。夜までこないだろうと思ったのに昼間から自習にきてくれた。ふだんと変わらぬ入室の仕方。ドアを開けるとまず私と目を合わせてくれる。ここが勝負だと思ったからやわらかい表情で迎えた。小学部を指導するふりをしてしばらくは近づかず。中一するめがきてあのお方のそばに座ったのでこれ幸いと近寄ってふたりとなにか話した。あのお方の受け答えにも別段変わったところはない。ふいー。口きいてもらえた。第一関門クリア。いったん帰ったあのお方が夜、戻ってきてくれた。うれし。数学だから近寄らない。その代わりあのお方からじきじきに頼まれた調べものをする。最後まで残ったのが中一のふたり。するめはお迎えを待っている。あのお方が「じゃあ帰るね」とするめにあいさつして出て行った。追わない。私は変わった。おとなしく片想いする。なにもせずただ想い続ける。夜道を送ってしまったら「なにもせず」が成り立たない。送りたかった。心底送りたかった。緊張感に包まれた一日が終わってみれば最悪の事態をまぬがれている。そして日記が長尺のドキュメンタリーだ。つまらないし恥ずかしい。トータル+3。
■本日の損得勘定
あー。がんばったー。+3
「あひる暗いよー。がんばれよー。大丈夫だよー。まだ若いよー」なにも知らない美姉エドがはげましてくれる。うん。きみの見てる前で私は今日がんばったんだよ。いわないけど。+2
むしろ送ってほしそうな素振りさえ、いや、気のせいだな。±0
何度も書くがラヴっ気を出さぬよう気をつけるだけでふつうに接してもらえる。それはうれしいけれども大好きなのにその気持ちを表に出せないのはどうにもつらい。麻婆豆腐なのに豆腐が入っていないようなもの。このつらさとの戦いになるんだな、これから。−2

9月10日(水)メロンパンを食べると
■長時間勉強する中二ガールズ3人組はコンビニで晩ご飯を仕入れてくる。昨夜は3人ともメロンパンをかじっていた。メロンパンはできる先生の大好物。そして3人にとってできる先生は数学の師匠。この塾には「メロンパンを食べると数学の成績が上がる」という伝説があるのだった。「よしよし。みんなメロンパンを食べているな」できる先生が自分のコンビニ袋をがさがさいわせながら満足そうにつぶやいた。「そういうおれはね、今日おにぎり」袋からおにぎりを取り出すできる先生。えー。がっかりだよー。さて今日からN中学が期末テスト。N中生が昼間からくる。愛しのあのお方も来。いったん食事に帰る際「夜、気が向いたらくる」といい残して去った。こないんだろうと思ったら夜、戻ってきてくれた。それはいいとして問題は驚くべき機嫌の悪さだ。「間違い直し、しない」きっぱりいい放つ。「家で勉強すればよかった」3回くらいつぶやく。いやならこなければいいのに、と考えて反抗期ということばに思い当たった。反抗するためにきている。まさにそんな感じ。だったら反抗させてあげよう。対応の仕方が決まったら気が楽になった。トータル+10。
■本日の損得勘定
昼間は中学生もいるが小学生もいる。体験学習中の手のかかる男子がいたり一年坊主がいたりでてんてこまい。その合い間に印刷やコピーとりや進路相談にきた高三おお姉ちゃんのおしゃべり相手や美幼女サマンサのパズルの相手やコップ洗いやあのお方のビデオ撮影や喫煙休憩やなにかを一手にこなす。こなしてこなしてこなした。なんでも持ってこい。こなして見せるから。±0
あのお方から「あひるウザい」の信号が伝わってくる。少し離れて座っても届く。問題に取り組むあのお方の足が床をどしどし踏んでいたりする。それでも切りのいいところまで進むとテキストをこちらへ押しやる。「採点せよ」との指令だ。丸っきり大きらいで生理的に受け付けなくて今すぐ死んでくださいお願いしますと思っていたとすればこちらに関わろうとはしないだろう。夜の部に戻ってくることもないだろう。やっぱり反抗のための反抗だ。難しいお年頃。+2
反抗させてあげるとはいえ、こちらからは一切押さない。いらいらして屁理屈をこねる相手に正論をぶつけても仕方がない。笑顔で飲み込む作戦で行く。「そういうあなたが正しい」と肯定してあげる。反抗のし甲斐がない、と気づいてくれた先になにが待っているかはわからないけれどもそれが運命なら受け入れよう。+2
少し離れて座ったおかげであのお方の全体像をたっぷりながめることができたのは思わぬ収穫。机の下、ショートパンツからすらりと伸びた脚はかなり見ごたえがあった。+6

9月11日(木)忘れ得ぬ日
■昨日、分数の約分でひと騒動。「あひるー。22と33って約分できんの」と六年女子A。「できんじゃん11で」横で聞いていた六年女子Bが「あー、できるー。2と3だー」すると六年女子Aが「どっちが2?」あのね。おもしろ過ぎるだろ。さて今日も昼間から中学ガールズが大勢いる。そのせいで目立たなかったのだが遊び場始まって以来の珍事が起きた。小学部がノーガールだったのだ。オールボーイズという名の悪夢。そして大勢いる中学ガールズの中に愛しのあのお方の姿なし。昨日「いやならこなければいいのに」などと書いたからそうなった。それでも夜の部の英語には出席してくれた。機嫌も悪くなさそう。横からのぞき込んで口を出す。楽しい2時間が瞬く間に過ぎた。帰り際、あのお方が「ちょっと」と私をドアの外まで連れ出した。いやな予感。そんな予感はもちろん当たる。以前渡したプレゼントをつき返された。つき返し返そうとあがいたがむだだった。ポストの上に置いて走り去ってしまった。その時は地獄で迷子になったような気がしたけれども帰りの車中で猛省したらようやく彼女の気持ちになって考えることができた。早く会って謝りたい。そんなことがあったりノーガールだったりした9.11。忘れられない日になりそうだ。トータル−14。
■本日の損得勘定
昼間、中一するめの横について勉強をみた。「石松がいないからでしょ」「な、なにが」「つまんなそうなの」「まあ、そうだけど」現在の心境を語ったら「ウチ、相談されてる?」「あ、本当だ」その相談内容の一番濃い部分を数時間後、するめができる先生に話していた。こら。その調子だとお前、当人にもいうだろ。−1
夜の部に現れた愛しのあのお方が「昼間、めんどくさいからこなかった」それ、いわなくていいのに。−1
よかれと思ってプレゼントを手渡してから1ヶ月。その間、ずっとあのお方にいやな思いをさせ続けてしまった。これでは片想いでさえうまく行くはずがない。捨て身の攻撃を残して去ったあのお方、明日きてくれるだろうか。−15
プレゼントってエゴだなあ。あげたい気持ちを優先してはいけない。もらった相手の気持ちをこそ考えるべき。勉強させてもらった。+3
火曜日の帰りに送ってほしそうだったのはそうか、つき返すチャンスがほしかったわけだ。とけてうれしくない謎がある。−2
あのお方の通学友達(往路)であり、するめの通学友達(復路)でもある小松(ex.パインズ)が今日、ひさしぶりに顔を見せてくれた。すぐ帰ってしまったけれども美少女ぶりは健在。すらりと背が伸びた。またねー。+1
世界が減色された私を中二の美姉エドがなぐさめてくれたり「がんばれよー」と応援してくれたり後ろからほっぺたをつついてからかったりしてくれる。地獄に仏。+1

9月12日(金)恋はもう二度と
■N中の期末テストが終わった。昼間は小学生だけになる。清水ミチコさんに雰囲気の似た先生略して水気先生がお休みだけれども頼れる大学生のできる先生がきてくれたからちょうどいいくらいの配分。夕方、高校三年の元気印が進路決定の報告と遊び場バイトの打診にきてくれた。残念ながら生徒がたりない現状では指導者を増やすことができない。「あひるさあ、フットボールアワーの」「のんちゃんだろ。聞き飽きた。あんたこそメガネ変えたのか。赤いメガネの時、クワバタさんそっくりだったのに」「あー。なに芸人返ししてんのー」夜の中学部は自由参加。中三はチーママと嫁とガンダム博士のたかくん、中二は全員、中一はするめが出席した。「はあー」「石松いないからでしょ」するめの声が大きい。さすがにもう中二ガールズにもばれたことだろう。彼女たちにははげまされ、また心配をかけた。どうかこれからの私を見てほしい。片想いを武士道にまで昇華させるつもりだ。見事、片想いし遂げて見せる。片想いはすれども恋はもう二度としたくない。なぜならこの頃、食欲を失った。髪の毛も減った。恋はストレス。トータル−5。
■本日の損得勘定
高三・元気印、すっかりお姉さんに成り下がっている。「バドミントンやってないの」「もうぜんぜんやってない。体ぶよぶよ。足とかやばい」「マジで。確認させてもらおうかな」「気持ち悪い。気持ち悪い」同じトーンで2回いうな。リップサービスじゃ。+1
愛しのあのお方に会って謝りたかった。休まれたのではそれもかなわず。昨日、姉の次郎長が「明日こない」と宣言した。妹だけこようはずがない。妹、休みたい理由には事欠かないわけだし。−4
ざあますメガネの中一するめにくっついて過ごす。腹を割って話すものだから、するめと仲良くなってしまう。不愉快。「日曜日、石松とプール行くんだ。いーでしょー」憎たらしい顔で自慢するするめ。いいなあ。−2


9月13日(土)タイミング
■なにごともタイミングだなあと思うのだ。モンキーバイクにガソリンを入れた。後で考えたら別に今日でなくても、この時間でなくてもよかったのである。その後、ガソリンスタンド近くのコンビニで買物をした。店内をゆっくりゆっくり見た。もっと早く店を出てもよかったのである。買物には納得していなかった。「こういう時は危ない」事故にだけは気をつけようと思いつつ走った。そうしたら後ろからきたパトカーに止められた。一時停止違反だという。いわれてみれば止まった覚えがない。素敵な青切符をくれた。くれたのかと思ったら5000円だった。次回、更新するとゴールド免許でなくなる。あー。事故じゃなくてよかった。夜はギターの特訓。同時に曲作り。スタジオで音を出して見なければわからないことがある。勘でしかないけれどもドラムがしっかり鳴ってベースがルートを弾いてギターがコードを鳴らしっぱなしにして歌が三度でハモったらそれでもう形になるのではなかろうか。そんなバンドにしたいと目論んでいる。トータル−2。
■本日の損得勘定
警察は意地悪だなあ。恋に破れとんねん、こっちは。−3
キムチチャーハンが上手に作れた。+1

9月14日(日)胸が張り裂けそう
■愛しのあのお方改め石松は今日するめとプール。お天気がくずれなくてよかった。私の身勝手なプレゼント(というのは図書カードだが)のせいで石松をひと月以上、苦しめてしまった。悔やんでも悔やみ切れない。夜道のデートで何度か「返したい」といわれた。能天気に「あげたくてあげたんだからいいじゃん」と断った。もっと早く引き取ってあげるべきだった。そうすれば彼女を悩ませることもなかった。カードのことを考えるたびいやな思いをしたことだろう。塾へ行けば行ったでいやな思いの元凶たる私がラヴいちょっかいを出してくる。耐え難きを耐え忍び難きを忍んだことだろう。申しわけない気持ちで胸が張り裂けそうだ。ただ、ほんの少しだけ希望の光が差している。いやな思いをさせている真っ最中でさえ機嫌よくおしゃべりしてくれることがあった。すぐにすべてを許してもらおうとは思わないが彼女をいら立たせる要因が消えたとすれば春先にそうだったような、ただの仲良しに戻れる可能性があるのではなかろうか。かなり都合のいい、楽観的な見通しではあるけれどもどうかそうであってほしい。夜、小林ねえさんが実家の帰りに来。家の前に止めた車の中で2時間、おもにサザンのことを語った。てか聞いた。トータル+1。
■本日の損得勘定
コンビニパトロールをしたけれども仕事にブレのない小柄な女店員さんには会えず。−1
両親旅行中につき弟こと二階の先生とふたりきりの晩ご飯。マクドを買ってきてもらった。月見バーガーうれし。+1
小林ねえさんイチオシのアマチュアバンドがある。MDを貸してもらって聴いた。こりゃうまいや。+1

9月15日(祝月)黙っていよう
■ごみ出し炊飯掃除洗濯と主婦業務に精を出す。DVDで『スウィングガールズ』を見た。ジャズかっこよし。夜、京都帰りの両親を迎えに戸塚。ちょうどその場所に差しかかったので土曜日にモンキーバイクで一時停止違反をしたと話した。母が「今、くる時に?」「いやだから土曜日に」ずいぶんたってから母が「あ、バイクでか。車じゃなくて」語り出しの「土曜日にバイクで」をないがしろにされた。聞く気のない人に話す難しさはふだん遊び場でいやというほど味わうが身内にまでやられると話す気が失せる。1週間くらい黙っていよう。さて「こいつのせいで」とイライラしている人にラヴいちょっかいを出し続けていっそういら立たせてしまった夏であったことよ、というのが先週までのあらすじ。明日そのイライラさせた人と5日ぶりに会う。「会える喜び」がわき上がってこない。どんな顔をして見せたらいいのだろう。いつ謝ればいいのだろう。この口がまた余計なことをいわなければいいが。やっぱり1週間くらい黙っていよう。トータル−9。
■本日の損得勘定
自作のハムエッグおいし。+1
明日、判決が出る。気が重い。−10

9月16日(火)とりつくしまもない
■六年・女将の漢字テスト。「暖」の字を思い出せない様子なので少しずつ教える。最後に「友」を書けば完成だ。ヒントを出した。「ツネルはあんたにとってなに」友、とわかれば書けるだろうと思ったのである。すると女将が「悪」と答えたので笑った。そうかもしれませんがここはひとつ。夜の中学部を前に緊張する。なんだか火曜日ごとに緊張しているような気が。やってきた石松の視線はこれまでになく冷ややかなものだった。「こいつはもう見限った」一瞬でそう読み取れた。ここでひるんではあひる源氏の名がすたる、と思ったので近寄ってあいさつ。質問にはかろうじてイエスノーで答えてくれるものの能面のような表情は変わらない。とりつくしまもない、の実例を見た。以後一切関わらず。こっちで楽譜を書くなどして過ごす。数学の勉強をがんばった石松は先生方からほめられた。今日はもうこのまま気分よく帰っていただこう。夜道を追いかけて謝るつもりだったのを延期した。向こうは追いかけてこないことをいぶかしんだかもしれない。彼女は今、私があげたシャーペンもつき返したくてたまらないはず。それで関係が改善されるなら喜んで受け取る。トータル−18。
■本日の損得勘定
六年・美妹モトさまの涼やかさはなにごとだ。ほとんど丸だから採点してもストレスを感じない。帰りにお菓子を差し出せばうれしそうに受け取ってくれる。希少な存在。+2
給水にきたするめを手招き。「ちょっと」「なあに」「日曜日プール行った?」「行かない」「あれ。断られた?」「違う。来週になった」「あ、そう」「いーでしょー」「いいなあ」±0
数学を教えてくれるできる先生に「もうやらない」など、わがままをいって困らせる石松。できる先生が相手なら笑う石松。そんな彼女を遠くに感じながら過ごす2時間。もうね、胸がつぶれるよ。−20

9月17日(水)なんかわかった気がする
■トップバッターは中三いいなずけの嫁。他校より1週間遅れの期末テスト中ゆえ昼間から自習に来る。猫背だったのを自力で矯正、いまやものすごく姿勢のいい女の子になった。ぽよんぽよんした体かわい。それでいて小さい顔かわい。この子だけ慈しんでいればよかったのである。変に欲を出したばっかりに毎日がこんなにもつらい。もやもや気分のまま小学部のボーイズ&ガールズを一手に引き受ける。五年マイ妹(まいまい)、一年あわび、サマンサ、六年マニラ、キャシーあたりの勉強をみた。コップを洗うひまのない忙しさ。一年ガールズが「わかんなーい」と甘えてくる。うれしいけれども採点のじゃま。「じゃまだよう」横から塾長がガールズに「こっち持ってきなさい」すると「あー、なんかわかった気がする」自分の席へ戻るガールズ。塾長がこわいのか用務員がなめられているのか。おそらく両方だろう。早じまいで帰宅後、吉本の芸人さんたちがモニターをしている育毛シャンプーを注文した。本腰を入れたい。トータル−4。
■本日の損得勘定
子供の出足鈍く手持ちぶさた。カメラの手入れをして過ごす。石松専用カメラとなったキヤノンTX1通称スワンに今再びの出番がありやなしや。−5
六年キャシーの取り組む国文法が中学生レベル。「ない」の問題。「勝ち目はない」のないと「燃えない」のないとでは品詞が違う。前者が形容詞で後者が助動詞だということをまだ動詞の活用も習わない六年生にどうやって教えたら。考えるうちにキャシーが帰ってしまった。おやおや。±0
ほうとう、おいし。+1

9月18日(木)許さない
■大人数制になってしまったがスタッフ充実。それぞれにきめ細かい指導ができた。六年キャシーとモトさまの関係がぎくしゃくしている。「ウチ、モトにきらわれてんのかなあ」心配したキャシーが手紙を書いて渡すも返信なし。そのままモトさまは先に帰ってしまった。残されたキャシーをからかう。「もやもやするでしょ。もやもやするでしょ。いやあ、お前おれと同じだなあ」同志ができたからといって別にうれしくもなし。中学部は英語の日。いつもなら石松の真横に立つところ、場合が場合なので遠慮する。それでもがまんできず後半はもう開き直って寄りそった。勉強後、石松とともに教室を出る。夜道を歩きながら、ひと月以上つらい思いをさせたことを謝った。シャーペンも引き取った。「すぐに許してくれなくていいけど」「許さない」「こわ。ゆっくりでいいから」「時間たっても許すかどうかわからない」そういい残しておうちのドアを開けた石松。ひとり駐車場へ向かいつつ恍惚となる。石松、女王さまの素質ありだ。ともあれ一段落。ひどくきらわれていることを再確認しただけのような気もするがさしあたり彼女をいら立たせるアイテムだけは回収した。0からの、というよりはマイナス100からのリスタート。0を目指すところから出直したい。トータル−2。
■本日の損得勘定
謝ると決めたら謝った。予定通り。+1
石松と夜道を歩いていると前を行く次郎長・嫁コンビ、通称ぽよんずに追いつきそうになった。「あれ。あひる?」という次郎長の声を確かに聞いた。なぜ私が妹といっしょに歩いているのか、いぶかしんだことだろう。明日、次郎長になんて説明すればいいんだ。−3

9月19日(金)戻った
■一年べかこは軟体ガール。「これ出来る?」とものすごい格好をして見せる。並んで床に座り体をあちこち伸ばしているところへお母さんがお迎えに来。「べかこの体操教室に参加しました」そう報告すると「股関節にきますよね」お母さんも体験済みだった。六年女子軍団をさばいて夜。石松が姿を見せない。息苦しい時間が流れて行く。するめがデリカシーのない大声で「石松いないからさみしいんでしょ」「別にー」「うそだね」「や、複雑でさ」「いたらいたでこわいし?」「お前なんでおれの心が読めるんだ?」45分遅れで石松登場。さっぱりとした表情だ。目を合わせて話してくれる。「黒いペン貸して」「あれ取って」などの要求に屈託がない。勉強中なにかを完成させた時に出るかわいい声「できたー」も自然。戻った。ややこしいことになる前の石松に戻った。ただひとつだけ以前と違うのは七分咲きの笑顔。満開でなく三分欠けているところが「許さない」の分なのだろう。それ以外はひと晩でよくぞここまで、と感心するほどの戻りっぷりなのだった。女優だなあ。夢なのか現実なのかわからないまま店じまい。トータル+24。
■本日の損得勘定
とはいえ石松の元に戻りっぷりを100%信じてはいない。相手は女優なのである。最悪の例を挙げるなら、退会の意思を固めたので最後に少しだけ喜ばせてやった、とか。勘ぐりたくなるほど今日の石松は上機嫌過ぎた。−1
先週、最も関係がこじれていた頃の石松はガードが固かった。私の大好きな、胸元の広く開いたTシャツを着ていながらその胸元が開くのを気にして何度も何度も背中側へ引き上げていた。同じTシャツで今日はノーガードのフルオープン。かわいらしい胸元をふんだんに披露してくれた。やっぱりちょっと待ってくれ。これなんのワナだ。+5
姉の次郎長とは接触なし。昨夜、石松が上手にいいくるめたのだろうと思う。並んで歩きながら石松は終始、携帯電話の画面を見ていた。あれもカムフラージュ。次郎長になにを聞かれても石松は動じなかったことだろう。「ただ歩いてただけでたいして話もしなかった。ウチはずっとケータイ見てたし」あー、このセリフたぶん八割方合ってるよ。±0
相手が女優だけにこの先どんな展開が待ち受けているのかわからない。ただ、気がかりが一段落したことは確かだ。さて。バンドやりますか。+20


9月20日(土)かわいそうなするめ
■昨日おもしろかったするめ。中一ふたりは日本の白地図に色をぬったり県名を書き込んだりしていた。と、するめが「この世界地図バージョンないの」と聞く。「あるよ」「ちょうだい」「うーん。ちょっと待って、石松に聞いてみるから。ねえ石松、世界地図ほしい?」「うん」「じゃあプリントしてくるね」するめをひがませて笑おうと思ったのである。ところがするめはひがまなかった。「石松ありがとう」これには笑った。自分がえこひいきされないことに慣れてしまっている。嗚呼かわいそうなするめ。台風が去って昼から晴れた。天気関係なく部屋ごもり。新しいギターをとうとうケースから出す。おととしの秋に買ってまだ一度もさわらなかった。弦を張り替える。弾いてみる。いい感じ。ただ古い方のギターと並べてみて初めて気がついたのだが新しいギターのフレットはミディアムスケールだった。女の子用というか、手の小さい人用。そういえばボディ全体もやや小ぶりだと気づく。別にかまわないのでこれでよしとする。夜中まで弾いて楽し。左手の指先が弦の形にへこんだ。ここ2週間ほど心がへこんでいたことを思えば指先がへこむくらいなんでもない。トータル+1。
■本日の損得勘定
新しいギターいい音。+3
新しいエフェクター使いにくい。ベース用をギターにつなぐのはやはり無理があったか。−1
無目的にギターを弾くのは楽しいけれども曲作り歌詞作りがいっこうに進まない。−1

9月21日(日)A型にはできない芸当
■朝方、震度2にゆられて気持ちよく寝る。石松の夢を見た。夢の中でも私はおろおろし、彼女はしっかりしていた。AB型はCPUがCore2なのでうらやましい。なにかしながら同時に別のことを考えられる。期末テスト中に私がいらいらさせてしまったから石松、今回のテストはおそらくかんばしくなかろうと思ったのだが結果を聞くと中間テストよりもよくできている。怒りながらも勉強は頭に入っていた。A型の私には決してできない芸当だ。今も片想いが忙しくて他のことが手につかない。さて、そうめん掃除洗濯。雨なのでコンビニパトロールは愛車プリウスで行った。仕事にブレのない小柄な女店員さんから、からあげくんレッドを買う。日曜日らしくて落ち着く。宮沢さんのサイト『PAPERS』のトップページが更新された。宮沢さんはどんどん回復されている様子。よかった。夜はギターをちょこっと弾いたりエフェクターをそろえたり新バンド始動のための準備を。明日、ひさしぶりにスタジオに入る。トータル+2。
■本日の損得勘定
鶏の焼いたのにポン酢と大根おろしのかかったの、おいし。+1
炊き込みご飯おいし。+1

9月22日(月)バリケ→ド
■一年べかこの体操教室で体を伸ばす。ボーイズ集合で室温が上がった。こんな時に六年・美妹モトさまがくればいいのに、とベランダから外をながめたらモトさまが歩いてきた。ありがとう、涼やかで見心地がいいよ。中三・チーママが自習にきてなかなか帰らない。帰ろう帰ろうと追い出して早じまい。大型スーパーを経由、家に帰り着いたのが新バンドのリハ開始時刻の20分前だった。メンバーからそれぞれ遅れるとのメール。結局、誰も間に合わなかった。ほぼ4年ぶりに集まったメンバーはギターがあひるちゃん。ドラムに平澤監督。ベースを小林ねえさんが鍵盤で弾く。バンド名はバリケ→ド。リハはリハでもリハビリなのでまずはイギリスのパンクバンド・トイドールズの曲をコピー。イントロ10小節を合わせただけで「うわ、気持ちいい」と思った。やりたいことは多々あれど正味1時間半ではかなわず。ものたりなさを抱えたまま愛車プリウスで監督を送る。ひさしぶりにマイクに向かって大声を出し大音量でギターをかき鳴らした。なにか悪いものが出て体が浄化されたような気がする。トータル+21。
■本日の損得勘定
床に座って足を前に伸ばす。その足が一年べかこは横に180度開く。大開脚。私は90度開かない。あぐら風に曲げた足の裏を合わせて股関節を伸ばしつつ上体を前に倒すと肩が伸びて気持ちがいい。これはできるだけ毎日やりたい。+1
美妹モトさま、別名・愛人モトさま、背と手足が伸びてますますのフィギュア化。彼女も石松と同じAB型だからCPUはCore2だ。会話中そこにいるのにいなくなることがある。意識が別のところに飛んでいる。ああ今、裏で考えごとをしているな、とわかる。急に戻って怒ったりする。もう驚かない。AB型がずいぶんわかってきた。+1
帰り道、ふだんはない渋滞につかまってずいぶん気をもんだけれども全員遅刻なので別によかった。−1
やっぱバンドだなあ。+20

9月23日(祝火)また買うのかよ
■休みをいいことに7:00頃寝て午後起きる。昨夜スタジオから帰ったらたばこ入れのポーチがなかった。置いてきたか。それがためにたばこ不足。歩いてコンビニパトロールへ。やっぱりからあげくんレッドを買ってしまう。レジは大柄で元気な女店員さんが担当したけれども、からあげくんをケースから出してくれたのはいつもの仕事にブレのない小柄な女店員さんだった。彼女が私をどう思っているかは知らないけれども「このお客のからあげくんレッドは私が出す」という意思がうかがえた。職務上の責任感のようなものかもしれない。そして「お前これ、おととい食べたばっかりだろうがよ。また買うのかよ。日曜だけじゃなくて祝日もかよ」という彼女の心の声が聞こえたような気も。ほっといてくれ。歩いて帰る途中で母とすれ違った。「餅、焼いてある」すれ違いざま、それだけ伝えられた。帰ったら餅が焼けていた。おなかいっぱいでウェブ巡り。なんにもしない秋分の日。トータル+2。
■本日の損得勘定
コンビニパトロールで気づいたのだが、べかこの体操教室で伸ばした股関節がいい感じ。歩き方が変わる。+1
次回リハ日の打ち合わせメールがメンバー間を飛び交う。早くスタジオに行きたい。たばこ入れを探したい。+1

9月24日(水)ばささっ
■先生方のいらっしゃらない日。水曜日は子供爆弾が少ないから、というのがその理由だがあまりあてにならない。水曜日に絨毯爆撃もよくある話。今日もそこそこ多かった。ガールズは体操教室のべかこ、ストマイの妹でバレリーナのマイ妹(まいまい)、人類最強・みっきー、左手帳の女王マニラ、美幼女サマンサというラインナップ。お母さんに連れられて飛び込みでやってきたガールがサマンサをしのぐ美幼女だった。二年生くらいかと思ったらまだ幼稚園とのこと。塾長がそばについてひらがなや数字を書かせる。気に入ってもらえたようで「明日もきたい」と帰った。ぜひ。早じまいで大型スーパーは水曜日の掟。帰って横庭の喫煙所にいる時、右手を灰皿に近づけたらその手の甲になにかが「ばささっ」と落ちてきた。びっくりして火のついたたばこを落とす。暗闇に目をこらすと地面に大きなカマキリが。カマキリが手に落ちてきた。なんのことだ。彼女とは手を切れ、とかそういうことか。付き合ってもいないのにか。トータル±0。
■本日の損得勘定
こうして石松に会わない日がなにごともなく終わった。緊張感がない。±0

9月25日(木)キャシーのペース
■六年キャシーは四年生の頃からアタマが高速回転するのに口が追いつかず、陸地でおぼれているような子だった。せわしなく次のことばを出そうとする。話し方に息を吐き出し型と息を吸い込み型があるとすればキャシーは吸い込み型。リズムが裏打ちになるから高速スカビートといえよう。こっちはワルツのリズムで暮らしている。話す際は仕方なく私がキャシーのペースに合わせる。これが思いのほか疲れる。受験用の難しい教材に取り組む子がキャシーを含めて3人いた。この採点もこたえた。今日はここ7年間で一番疲れた。小学部の残党を追い払って机に突っ伏す。座っていることさえ苦痛に思え、できれば横になりたかった。そこへ6日ぶりに石松が登場。英語を勉強する彼女の横にしゃんと立つ。先生よりも近くにいるから質問されたりする。うれし。終了後、先に出た石松を走って追いかけた。用事はないが追いかけた。携帯電話の画面を見ながら歩く石松におうちの近くで追いついた。さて話すことがない。黙って歩く。着いてしまった。「さようなら」あいさつすると「あ。もう家だ」並んで歩く時間が短く感じられる、という意味ではない。携帯電話の画面を見ていたらいつの間にか家に着いていた、というニュアンス。女優なのでそこはきっちり演じ分けるのだった。トータル+16。
■本日の損得勘定
追いかけないつもりで、急にやっぱり追いかけようと思ったのでスタートが遅れた。追いかけない方がさっぱりしてよかったのかもしれない。いろいろな過ちをくり返して僕らは大人になるんだ。−1
教室ではふつうに接してもらえる。こっわい目を向けられなくて済むだけで大助かり。+2
なにはともあれ石松かわい。+15

9月26日(金)12位
■携帯電話の画面に毎日出る星占い。この占いの当たらなさに感心する。今日は12星座中12位。見るなり「ラッキー」と思った。案の定、ガールズ天国。天国になる前からできる先生がきてくれたからさらに楽ちんだった。一年べかことの体操教室、楽し。二度目の体験学習にきてくれた幼稚園児の美幼女きゃわゆ。六年メメ子は天真爛漫だし、やはり六年の如来は「うさぎちゃん」なるキャラを開発、両手を頭の上に置き、闘牛のようにぶつかってくるし、ペースが速過ぎるキャシーはあんまり寄ってこないしで快適。さらに後半、一年あわびがあひるを独占、手をにぎって離さないのだし、その前の席に陣取った美幼女サマンサはいつになくいい子に勉強した。ことほどさようにいいことしかなかった。入れ替わって中学部、一年ふたりは英語のノートまとめ。石松の正面に腰かけてただただ彼女をながめた。時々、単語の意味を質問される。答える。ふたりが学校で起こった出来事を話すのを聞いて笑う。そんな2時間。珍しく一年生が最後まで残った。石松について教室を出る。歩調こそ速いものの並んで歩いてもらえる。学校の話、お姉ちゃんが傘を持ってきてくれてうれしかった話、語ってはこちらを振り向き笑顔を見せてくれる。夜道ながら、まぶしくて正視できない。おうちのドアを開け大きな声で「ただいまー」という石松。機嫌のいい時に限って見られる現象だ。あー、かわいかった。この素晴らしい一日を12位だというなら1位とはいったいどんな酒池肉林だ。トータル+47。
■本日の損得勘定
石松ご機嫌。+20
先週、帰りの夜道で「今日の格好、かわい」「ウザい」というやりとりがあった。その時と同じ格好で登場してくれた時から「あ。機嫌いい」とは思ったんだ。+5
中一ふたりのノートまとめが時間内に終わらなかった。「いいよ。石松が終わったら閉店にするからね」するとするめが「あー。ウチが遅かった時は『先に帰るからカギだけ閉めて帰って』っていったくせにー」そうだっけ。げらげら。+2
でもするめにリクエストされた塩バニラ味のお菓子、わざわざローソンまで歩いて買ってきてあげたよ。±0
ごく自然に、いっしょに教室を出て「ただいまー」まで聞けた夜道のデート。楽しかった。スタンドのみんなありがとう。アリーナのみんなありがとう。+20


9月27日(土)秋のあきは
■昨日のお昼を境に季節が変わった。出発時に30度だった気温が遊び場到着時には26度、それから夜までどんどん下がった。さようなら夏。こんにちは秋。秋のあきはあきらめのあき。でもあきらめない。片想いを全うするんだ。おじやを茶碗に軽く一杯食べたら食欲の秋に火がついた。カレーラーメンを作って食べる。カレーラーメンを食べたのに汗をかかなかった。このあたりが夏とは違うところ。ネットで細かい買物を。先日届いた育毛シャンプーは脂を落とす力がものすごい。髪がきしきしになる。いいのか悪いのかまだわからないけれどもしばらく使う。髪もあきらめない。テレビ鑑賞しつつギターを爪弾く。4年前のレベルにまでは戻った。難しいのはストラップを長く伸ばした低い位置でのギタープレイ。座ってなら弾けるフレーズが立った途端に弾けなくなる。手首が折れそう。それでもストラップを短くして胸の前でギターを構えるくらいならバンドなんかやめた方がましだからあきらめない。立って弾く練習もして行く。部屋にある小さな冷蔵庫を整理。シリアルといっしょに買った牛乳の賞味期限が9月5日だった。さすがにこれはあきらめた。トータル+1。
■本日の損得勘定
ブラウザをIE8のベータ版にした。劇的な変化はなし。±0
「WZエディタ」は宮沢さんがお使いと以前『富士日記』で読んだ。このエディタの体験版をインストール、試し書きをして遊ぶ。行間の広さを設定できるところがよい。長く愛用するフリーのエディタ「Story Editor」は行間をあけられない。ところが一度なにかでワードの文書をコピーしたものを貼りつけたら行間情報もいっしょにコピーされた。その時の体裁をそのまま使っているので行間はいい感じにあいている。しばらくはこれで行きます。+1

9月28日(日)残暑はもはや
■この冷え込みはどうしたことだろう。残暑はもはや、こっぱみじんの粉々だ。これを粉残暑という。ふりかければなんでもうなぎの味に早変わり。ネットで上岡龍太郎さん関連動画を見まわったら一日終わった。コンビニパトロールにさえ出なかった。からあげくんレッドがひとつ売れ残ったことだろう。遊び場への行きがけに寄るセブンイレブンは大駐車場を完備しているがちょうどお昼過ぎなのでいつも満車、待たされることが多い。それでもその店に寄るためにコースを変えたくらいだから意地でも寄る。おとといレジでたばこを買うべく「クールマイルドのボックスふたつ」と金曜ならではのセリフを口にした。他の曜日は1個しか買わない。クールマイルドは反対側のレジの後ろに置かれている。レジの男性店員がそこまで歩いて取りに行くと思いきや「ご用意してました」即座に2個出てきた。ロックオンされている。トータル±0。
■本日の損得勘定
からあげくんの正しい表記はからあげクンだった。おわびして訂正したい。ただ、からあげクンレッドと書けばクンとレッドがくっついて見える。クンレッド。クンレッド大尉。誰。±0
以前、毎日のように寄ったセブンイレブンは移転。跡地はauショップになった。±0
上岡さんの語り口が懐かしい。大きな影響を受けた。お元気だろうか。そろそろ復帰されないだろうか。±0

9月29日(月)パセリ レシピ
パセリほろにがいよパセリ■気温が11月並みとのこと。床掃除をしても汗がしたたり落ちないはずだ。紅組トップバッターはわがままセーラームーンこと四年セバスチャンひさしぶり。きゃしゃできゃわゆ。一年べかこの顔を見ると床に座り込んでストレッチを始めるのは最近身についた条件反射。前屈するひとの背にセバスチャン、べかこが乗りかかってつぶそうとするも軽過ぎて重石にならず。私の体の硬さがふたりの体重をはね返してしまう。後半は美妹モトさまや一年あわびのお相手。かわいい子ばかりに会えた。早じまいで大型スーパーは月曜日の掟。さて育毛に本腰を入れざるを得ない私にはビタミンB、C、Eが必要だ。関連サイトをまわって調べた。列挙された食品群をながめればやけにレバーを食えレバーを食えいわれる。レバーきらーい。ビタミンCのチャンピオンは意外なことに緑茶や焼き海苔だった。野菜では赤ピーマンだった。パセリにも多く含まれるとのこと。食べましょうとも。ただパセリをどうやって食べたらいいのかわからない。検索した。検索窓に「パセリ レシピ」と書いたら大変かわいらしく見えた。女の子のPCだ。トータル±0。
■本日の損得勘定
スライスしたトマトの上に刻んだパセリをどさどさ散らしてドレッシングをかける、というのが簡単そうです。±0
「食品100g中に含まれる」というただし書きを考えると赤ピーマン100gはなんとかイメージできても焼き海苔100gはできない。焼き海苔100gって相当な量では。何百枚食べればいいんだろ。±0

9月30日(火)閉店時の感想
■夜中に二階で「どすん」という音がした。真上にいる二階の先生の片足がベッドから落ちた程度のことだろうと思いきやさにあらず。寝ていた父がベッドから落ちたのだとか。けがはなし。前・文部科学大臣の渡海(とかい)さんという人と相撲をとって投げ飛ばす夢を見たという。夢の中では相撲に勝ったが現実にはベッドから転落していた。ともあれその旺盛なファイティングスピリットが頼もしい。さて月末は雑務が多い。小さなお客さま方がいらっしゃりやがる前に遊び場HPの更新準備。やがってからは壁のシール台紙人数分貼り替え、学習ポイントカード集計など、中学部の時間にするつもりだったあれこれを前倒しで終わらせた。これが後半ものをいった。中学部の始まる10分前、一番にきてくれたのが石松。うれし。一年は数学の日ながら石松は英語のノートまとめをしている。そばへ寄れる。うれし。終了後、教室を出る石松に影のように寄りそっていっしょに出た。三歩下がって雨の夜道を歩く。振り向いた石松が「あ。後ろにいたんだ。気がつかなかった」おや。これは女優らしからぬ演技のほころび。知ってたくせに。学校の話を少し聞いておうちの前で別れた。閉店時の感想が疲れたでも首吊りたいでもなく「かわいかったー」であることを幸せに思う。トータル+22。
■本日の損得勘定
石松ー。+20
往路、郵便局に寄るというので以前のコースを行く。先にファミリーマートに寄ろうと思いながら素通りしてしまった。塾長はファミリーマートのATMから支払いをするつもりだった。「あれ。寄らないの」と驚かれて初めて気づいた。コンビニは他にもあるから、とまずは郵便局。そこのATMからは支払いができず、近くのサンクスに寄るもそこのATMもだめ、結局、大まわりをしていつものセブンイレブンでようやく支払いを済ませた。こうなるとファミリーマートをうっかり通過したことがまるで大罪のよう。罰ゲームのロングドライヴを楽しんだ。−2
小学部は美妹モトさま、べかこらと楽しく過ごした。中三は模試の前後にウチナンチューや次郎長とおしゃべりできた。終わってから中二ガールズ3人組が「人をだまして笑うゲーム」をして遊んでくれた。女の子たちとふれあった日。それというのも雑務前倒しのおかげ。+4





2008年9月の出来事

モンキーバイクで一時停止違反(13日)
石松にあげたプレゼントを全て引き取り、わびる(18日)
石松、元に戻る(19日)
新バンド・バリケ→ド始動(22日)



トキかと思いきや、あひる。
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