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『ニッポニア・ニッポン』
もどかしい日々の歩み。日歩。ニッポニア・ニッポン。トキ。
2月27日(土)あなたが私にくれたもの
■雨の真夜中に車で遠くのコンビニへ。お菓子を買い込んだ。高校受験は終わったし石松はやめちゃったし、いい区切りなのでこの週末はなるべくベッドの上にて過ごそう、ぐうたらしつつ来し方行く末に思いをはせようとの算段。さてこの2年半というもの脳内の95%は石松で満たされていた。これがすっかりあく。脳みそからっぽである。身辺整理もしなければならない。まずは携帯電話の待ち受け画像が石松にもらった犬の写真。変えねば。もらったマスコットが眼前に飾ってある。片づけよ。もらった使い古しの消しゴムもひと山ある。片づけよ。彼女を撮ったビデオが何10ギガもある。封印しよ。それからネット上の各種登録パスワードに彼女に関係のある数字が入っている。変更は面倒だから罰として使い続けよう。あ、思い出した今年の抱負。年頭、日記の神さまに祈ったのは「石松といい仲に」2月でついえてどうする。残り10ヶ月抱負なしだ。こうしてみると「石松命」のタトゥを入れなかったのは我ながら賢明だったといわざるを得ない。+4。
■本日のラッキーシャワー
中一のメル友・馬子と午前中からやりとり。傷心報告をしたらなぐさめてくれた。「新しい恋をしろ %とかいるしさ%とか%とか」「%ちゃんによろしく」と頼むと「え、%に路線変更すんの?! だとしたら全力で邪魔すんだけど」なんだよお前、友達甲斐のないやつだな。全力で応援しろよ。ともあれ馬子いいやつ。+2
つらい恋をやめたら本が読める読める。宮沢さんの新刊『考えない人』読了。『バカリズム案(2003年)』も読了。なぜか太宰治『トカトントン』も。午後は本ばかり読んで過ごした。+1
夜は新曲の間奏部分にギターパート打ち込み。♯6のデモ今度こそ完成。えらく生産性が上がるもんだな。+1
2月28日(日)なんでもできそう
■昼起きで馬子とメール。%ちゃんを話題に出すと馬子が怒る。「焼きもち焼くなw」と送ったら「あひるはメル友。自惚れるな」なんかすいませんでした。黒飴ちゃんのハンドルに三脚・ゴリラポッドを巻きつけZi8を設置。イトヨーまでの道のりをビデオ撮影した。18分で着くとわかった他に成果なし。映像ぶれぶれ。先週初めて買った数字を選ぶ宝くじが見事はずれたことに驚き、そんなはずはないとまた買いに行った。当たるまで買い続ける。崎陽軒に寄るもお弁当なし。コンパでアゲアゲて帰る。掃除、酒屋まで灯油を買いに、たまったダンボール箱を破壊、洗濯、と獅子奮迅の大活躍。しんどい恋が終わったら体が軽くなった。なんでもできそうな気がする。常にテンガロンハットをかぶるのはどうか。できるなあその程度のことなら。+1。
■本日のラッキーシャワー
宝くじ売り場で「大当たりが出ますように」といわれた。ぜひとも期待に応えたい。+1
3月1日(月)スーパー集中マン
■低学年の勉強出来る出来ないはひとえに集中できるかどうかにかかっている。二年男子クリキントンが近頃ふわふわして一時のキレがない。やつを「スーパー集中マン」と呼ぶことにした。「さあスーパー集中マンの驚異的な集中力を見せてくれ」その気になって取り組むクリキントン。「へーい」横からひじを小突いてやる。「な、なに?」「スーパー集中マンの集中力を試したのだ。へーい」文句もいわず勉強を続ける。塾長がフエルトで動物のマスコットを製作中。事務机でそれを見たあわびが「かわいい」と声を出した。クリキントンが飛んできていっしょに見入っている。「おや。スーパー集中マンがなぜこんなところに」意地悪をいってやるとクリキントンが心底驚いた顔でばたばたと自席へ戻った。無意識のうちに移動していたことに自分でもびっくりした様子。あわてぶりがおかしくてかわい。早じまいで大型スーパーは月曜日の認。+2。
■本日の損得勘定
暖房を入れないので肌寒い。二年サマンサに後ろからくっついたら「湯たんぽにしていいよ」許可が出た。背骨に沿ってマッサージするように指をはわせば「気持ちいい。もっとやっていいよ」お世話になります。+1
生まれ変わって「やましさ」から開放された私はさわやかでさわやかでどうしようもないのだった。一日終わって脇の下がさらっさら。体質まで変わる。+1。
3月2日(火)黙りたい
■5度寝したら30分ほど遅くなるもまったく問題なし。小学部例の如し。夜の中学部は今日から中一のみに。先週からきているマニラの友達が今日で4回目、すっかり打ち解けて今では一番にぎやかかもしれない。その子を合わせて5名となった中一を男女2グループに分ける。男子ふたりは向こうでできる先生と数学。女子3名がこっちであひる英語。これはできる先生と共通の見解なのだが教える相手がふたりの場合と3人の場合とでは雲泥の差がある。ふたりは楽ちん過ぎて3人は忙し過ぎる。違いの出どころを考え続けたら帰りの車の中でわかった。相手が3人だと常に誰かひとりに対して説明するよう。結果、絶え間なくしゃべりっぱなし。これがきつい。黙りたい。そう考えると石松の相手は楽だった。話したところで無視されるから2時間フルに黙っていられた。+4。
■本日のラッキーシャワー
「ミ(3)ニ(2)」の語呂合(ごろあ)わせから、小さいもの、ミニチュアものを愛そうという日、だそう。いわれるまでもなく大政小政をかわいがった。+1
ずいぶん前からトイレの電気がつきにくい。電球でなくスイッチの接触。スイッチをぎゅっと押さえていれば消えない。手を放すと消えてしまう。かちゃかちゃやっていたら美児童パノンがきた。「あひるトイレ行きたいの?」「うん」「じゃあ押さえててあげる」「すいません」助かりました。+1
石松のいない中学部初日。なんという開放感。なんというフリーダム。変な話、顔謝。+2
3月3日(水)後櫓のバリエーション
■あちら向きに立ったガールが私の足の甲に乗るアトラクションを後櫓(うしろやぐら)と呼ぶ。そのまま二人二脚で歩くこともあるしただ立つだけの場合もある。後櫓はいつもガールが後ろ向きにぶつかってくるところから始まる。私の前面がガールの背面に密着する。背後から抱きついているわけで肌寒い今の季節にはありがたい。後櫓中、二年あわびが足先を前へ投げ出した。そろえた両足をぴんと伸ばすと「進んで」という。あわびの足の裏、くつ下で床掃除をするような格好になったので「吸引力の変わらないただひとつの掃除機」といいながら歩いた。「今度はバック」同じ姿勢のまま後退するとまるでぐったりした少女を引きずって運ぶような形に。「これやめよう。なんか犯罪のにおいがする」楽し。早じまいで直帰。+3。
■本日のラッキーシャワー
あわび、たったら、リルレ、オーロラと仲良く出来てうれし。乱暴者のリルレが私のお尻をばーんと叩いたちょうどその時お母さんがお迎えにこられた。「なにやってるの」目を丸くして驚くお母さんに「いや、いいんです大丈夫です」ってなんで私が大丈夫がらねばならんのだ。「痛いよう」と泣いて見せればよかった。+1
脇の下さらさら病。+2
3月4日(木)うだだー
■ガールズ総動員。べかこ、大政小政、うさ、リルレ、あわび、オーロラ、マイ妹(まいまい)、パノン、サマンサ、もっといた気がする。大政小政を抱っこしてコピー機の前まで連れて行った。「うだだー。うだだー」謎の鳴き声を発する大政小政かわい。真面目に採点していると隣に六年マイ妹が。頭を私の肩にもたせかけてくれた。恋人同士のしっとり感はまるでなく、電車で隣に座った女性が寝てしまったような事態。「なんだこれ。なんかわかんないけどうれしい」率直な感想を述べた。できる先生が事務机の椅子にどっかり座って腕組みしている。「気を抜くと左の鼻が詰まる。こうして詰まらないように気合いを入れていれば大丈夫。ただ他のことがなにもできない」おもろい。夜の部は男子ふたりを相手に中一英語。超楽。+3。
■本日のラッキーシャワー
かわいいガールズとべたべたできて幸いだ。+1
お色気部門の担当者不在は痛いけれどもおかげで教室の湿度が低い。べたべたしてもいやらしくならない。健全。+1
中一男子、ちょろいなあ。幼いなあ。手のひらで転がして楽しんだ。+1
3月5日(金)鑑真!
■今週初の床掃除。きれいにしておく意味を見失ったせい。ガールズはうさ、バタなむ、ねむの木、五年ふたり。だんだん慣れてきた五年女子、その片方は照れ屋なのか、いつも高い声でぶつぶつ文句ばかりいっている。ボヤッキーと名づけたい。相棒はトンズラーで。金曜日の小学部はみんな時間を気にして早く帰る。テレビで『ドラえもん』があるからだ。学年に関係なくみんなそうなので感心する。ドラえもん中心の生活。夜の部は中一が3名ぽっち。おもにマニラとその友達・チェリーの日本史をみた。「西南戦争で西郷隆盛とともに…」チェリーが出題するとマニラがボタンを押す真似をしてから答える。「鑑真!」軽やかに時空を超越するなあ。「『解体新書』を著した…」「鑑真!」鑑真推し、お見事。+1。
■本日のラッキーシャワー
帰りの第三京浜、追い越し車線をおそらく10キロオーバーくらいで走っていた車がパトカーに止められた。気の毒。うちのプリウスは制限速度ぴったりで左側車線をクルーズだから関係なし。クルーズは設定速度キープで勝手に走ってくれる機構。アクセルを踏まないのに進む。おもしろいよ。「じゃあ誰が運転してんの?」って思うよ。+1
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